半年前まで、道路を掘ってガス管を直していました
18歳から6年間、福岡でガスの配管を直していました。2026年5月に株式会社Saixへジョインし、いまはAIコンサルタントとして経営者の隣に座っています。開発経験はゼロ、学歴は高卒。その4ヶ月で何が起きたのかを聞きました。
インタビュー本編(約32分)。以下の記事は、この動画の内容をまとめたものです
18歳から6年間、福岡でガスの配管を直していた人が、いまはAIコンサルタントとして経営者の隣に座っています。2026年5月にジョインして4ヶ月。その間に、自分のコンサルをAIに採点させる仕組みを作り、クライアント向けのシステムも納品しました。
18歳から6年間、道路を掘ってガス管を直していました
まず、これまでのご経歴を教えてください。
松尾優樹と申します。福岡在住で24歳になりました。18歳の頃から福岡のガス会社で働いていて、ガスの配管、道路を掘ってガスを修理したりというところをやっていました。いまはAIコンサルというのをやっていますけど、まったく違う部類のことをやっていた、というところですね。それを今年の3月まで、6年間やっていました。
ガスの配管というのは、具体的にどういう仕事なんですか。
ガスって腐食するんです。それでガス漏れが起きて、最悪の場合はガス爆発みたいなことが起きたりするので、それを事前に防ぐために補修をしていく。腐食したところを補修していく、という仕事をしていました。
代表・杉田現場仕事から、いきなり何も分からない中でAIのコンサルをしている、ということですよね。
そうです。Saixのおかげですけど。本当に。
杉田さんのYouTubeのファンだった
AIの会社は他にもあると思います。なぜSaixだったんでしょうか。
いちばん大きいのは、本当に杉田さんのファンだったというところです。AI系のYouTuberで有名な方が何人かいらっしゃると思うんですけど、その中で年が近いというので親近感が湧いて、けっこう見させてもらっていました。そのYouTubeか何かの媒体で採用の募集をされていたので、応募してみたら受かった、という感じです。
入ってみて、オンボーディングガイドもしっかり整備されていて、それを勉強して実際にコンサルをやらせてもらって。めちゃくちゃ成長している感が体現できたので、いま4ヶ月ですけど続いているのかなと思っています。
松尾が見ていたのが、このチャンネルです
会社の公式AIメディアとして運営しているYouTube「かいちのAI大学」。登録者は48,000名を超えました。代表の杉田が、経営者に向けてAIの使い方をそのまま公開しています。松尾はこのチャンネルの視聴者で、ここで流れた採用の募集を見て応募してきました。
AIコンサルの仕事は、朝から退勤までを1枚に書き出すところから
AIコンサルの中身を、細かく分解すると何をしているんでしょうか。
最初の段階でやらせていただくんですけども、朝9時に出社してから退勤するまで何をやっているのか、というところをまずワークシートに書いていただきます。その中で私や杉田さんに相談していただいて、AI化をどうやって進めていくかを一緒に決める。それで1個1個、確実にAI化をしていって、最終的にパッケージが終わるときにはAI化自体が完了している。そこを目標にやらせていただいています。
効率化以外の観点もありそうですが。
クライアントさんによっては「アプリを作りたいからSaixと契約しました」という方もいれば、そもそもAIって何か分からないというお客さんも意外といらっしゃいます。その方に対しては、まず「AIってこういうことができますよ」とお伝えしつつ、簡単なもの、請求書の自動発行みたいなところから1個ずつやっていく。すると「AIってこんなことができるんだ、ならこういうのも」と広がっていくので、お客さんによって使い分けています。
「システム開発なんて絶対できない」と思っていました
入社前は、AIをどのくらい使っていましたか。
ガス会社で働いていた時、去年の6月ごろからプログラミングを勉強し始めて、クラウドソーシングでホームページを作ったりを副業でやっていました。12月ぐらいまでは全部手打ちです。勉強したことをキーボードでカタカタやりながらプログラミングして、という感じでした。
1月ごろに知り合いから「Claudeがすごいよ」という話を聞いて、1回触ってみるかと。触ってみたら、それまで外注していたデザインも自分1人でできるようになって。ホームページだけはClaude Codeを使ってやっていた、というぐらいのレベルでしたね。
「システム開発とかはまったくやったことがないですし、もう絶対できないんだろうな、という認識から入りました。それがSaixに入ってできるようになった、という感じです」
開発経験ゼロから数ヶ月でできるようになった理由は、なんだと思いますか。
2つあります。1つ目は、杉田さんがAIにめちゃくちゃ知見があるところ。質問させてもらった時に、経営者ってレスポンスが早かったりするじゃないですか。メールで送っても、「それこそ、いま電話いいですか」というところですぐ返答をいただけたりする。AIは使わないと分からないところがあるので、悩んだ時にすぐ動ける、すぐ試せる。それを体感していけるのが、けっこうやりやすかったのかなと。
もう1つが、オンボーディングです。杉田さんに作っていただいて、社員の人はみんな見られる状態になっています。ハルシネーションという言葉だったり、AIとは何かだったり、コンサルはこうやって教えるんだよ、というところがめちゃくちゃ詳しく書いてあるので。それを勉強して「次はこれを意識してコンサルしよう」を繰り返していくうちに、AIというかコンサルについても深堀りして経験できたのかなと思っています。
3回目のコンサルから、1人で入りました
入って最初に任された仕事は。
最初は杉田さんのコンサルに同席させてもらって、自分がサブみたいな形で入りました。その中で杉田さんがどういうふうに教えているのか、どういうふうに答えているのかを見せていただいて、3回目から実際に1人でコンサルさせてもらった、という感じになりますね。
なぜ3回目で1人で入れるようになったんでしょうか。
受け身じゃなかったところですかね。杉田さんの答えを見させていただきつつ、「自分だったらどう答えるかな」というところをめちゃくちゃ意識しながらやっていたので。
それこそ3回目の時も、100%うまくいったかというと、やっぱりそうじゃないところもありました。コンサルって100%の正解はあんまりないと思うので、毎日毎日ブラッシュアップしていく、というところを意識している感じです。
いちばんきつかったのは、自分が口下手なこと
いちばんきつかった仕事は何ですか。
私自身、この録画を通して見ていただいたら分かると思うんですけど、けっこう口下手なところがあって。AIの知見はあるけれど、それを相手が分かりやすく理解できるように言うというのは、また全然違う話だと思っていて。そこをすり合わせるのが、いちばんきついなと思っています。
それを、どう乗り越えたんですか。
杉田さんに毎回、自分の録画を見ていただいてアドバイスを的確にいただいたり。それと、これもAIを使ってなんですけど、AIに採点させる仕組みを自分で作っています。良くなかった点と、「正解はこういう言い方がありましたよ」というところをAIに出させて、毎回それで復習して、次回はこれを気をつけないといけないな、というのを自己解決していた。そこもけっこう大きかったかなと思います。
代表・杉田その使い方はめちゃくちゃいいですね。自分のコンサルのレベルを上げるためのAIを自分で開発して、フィードバックも自分で受けて、AIと相談しながら成長していく。いわばマネージャーをAIにして、仕組み化している。
5〜6時間で作った、口コミを集めるシステム
実際に作ったシステムを見せてもらえますか。
コンサルをしていると「アプリを開発したいです」というお客さんがいたりします。以前に公開した社員インタビューでは、Saixの社内で使うCRMを作りましたという話だったと思うんですけど、それとは分けて、「コンサルを受けたらこんなシステムも作れるようになるんですよ」というものをお見せできればと。
簡単に言うと、口コミとSEO対策を強くしましょうね、というシステムです。飲食店や整骨院の店舗にQRコードを置いていただいて、お客さんがそれを読み取るとアンケートに飛ぶ。答えると、Googleの口コミと、その会社のサイトの両方に分岐して飛ぶ。管理画面のほうで店舗名を入れて「飲食店ですよ」というタブを押していただくと、自動的にQRコードが作られます。それを店舗にお渡しする、という流れです。
これは、どのくらいの時間で作ったんですか。
納品してフィードバックをもらって完成させるまでで2〜3日ですけど、実際に手を動かした時間で言うと、確認も合わせて5〜6時間ぐらいじゃないですかね。人によっては1日でできると思います。
「これは本当に、Saixに入ってから知見を得てできるようになったところですね」
代表・杉田裏でAIエージェントを組み込んで、エージェントがゴリゴリ作業するようなシステムも1人で作れるぐらいまで、基準値を高めてやってほしいと思っています。コンサル担当になるのであれば、これぐらいは絶対に作れるレベルまで育てたい。
本棚140冊と、30〜40時間の研修
代表・杉田社内システムに研修コースと本棚があります。本棚はいま140冊まで増えました。会社の土台から基本スキル、クライアントワーク、営業ならその手順、コンサルならコンサルの手順。これさえ見れば私とほぼ同じレベルまでコンサルができるところまで、全部を言語化したものです。研修は全部署の合計で130時間ほど、コンサルだけなら30〜40時間で学べるようにしています。受けていく中で、ツールかLPを1つ作って提出、業務分解レポートを作る、といった実際の現場業務に沿った成果物も出してもらいます。
実際に受けてみて、どうでしたか。
前の会社にいた時の参考資料って、分からない単語が出てきたら別のブラウザで調べて、というのがめちゃくちゃ面倒で、そこで止まってしまうことが多々あったんです。この資料は、分からない単語が最初に出てきてくれて、そのことについても詳しく書いてある。このアプリ内ですべて完結できるというところが、めちゃくちゃありがたいです。
8月に子どもが生まれました
1日のスケジュールを教えてください。
今年の8月ごろに子どもが生まれて、ちょっとバタバタしているのが最近なんですけど。Saixのクライアントの時間はもう決まっていて、1日1〜2時間とかなので、それ以外は子育てだったり、システム開発やホームページの受注もやっていたりするので、そこを時間に関係なくやらせていただいている、という感じになりますね。
代表との距離感はどうですか。
会社によっては1on1がほとんどない、四半期に1回とかが多いところを、1〜2週間おきぐらいでやっていただいて、いまの悩みだったり分からないところを直接杉田さんに聞ける。それがめちゃくちゃありがたいなと思っていて、スピード感を持って成長できるポイントの1つかなと思っています。
「2択あるけど、これどっちがいいんだろう、という時に杉田さんに相談したらすぐレスポンスが来る。問題を分からない状態にしない、というところを代表がしっかりしてくださるので、そこが成長のスピードアップになっています」
AIに取られない仕事で、成長させてもらっている
Saixでの経験は、将来のご自身にどうつながっていくと思いますか。
AI化がこれから進む上でも、コンサルとか人に話すというところは、なくならない業種だと思っています。AIで動画を作ってコンサルの1コマにする、というよりも、1on1やグループごとにコンサルするほうが効力があるというのは、私の中で体現できていると思いますし。Saixはクライアントに対して結果を出せる会社だと思っているので。AIに取られない仕事について成長させていただいている、というところが将来に生きるかなというところですかね。
向いている人・向いていない人
どんな人に来てほしいですか。
AIについては、アップデートが早い中でずっとインプットしていかないといけないところがあるので、自分で実装できる人じゃないと、けっこう厳しいのかなというところは正直あります。
逆に、合わなそうな人は。
その逆で、教えてもらうというスタンスの人は厳しいのかなと思います。AIに聞いたら分かることって、やっていけば大体分かるので。それ以外で、選択肢が2つある、3つあるみたいな時に杉田さんや自分に聞いていただく。受け身のスタンスだと、きついのかなという感じですね。
応募を迷っている方へ
最後に、応募を迷っている方へ一言お願いします。
半年前は本当に、会社員としてガス管を配管していました。高卒でも、いまこうやって会社さんに対してコンサルさせていただいています。学歴とか、営業やコンサルの経験がないよという方でも、実際に半年ぐらいでコンサルをやらせていただく立場になれているので。そういった方は遠慮せず、まずは杉田さんと無料で面談していただければなと思っています。
福岡在住。18歳から6年間、福岡のガス会社でガス配管の補修に従事。腐食したガス管を掘り起こして直し、ガス漏れや爆発を未然に防ぐ現場仕事を2026年3月まで続けた。在職中の2025年6月からプログラミングを独学で始め、クラウドソーシングでホームページ制作を副業に。2026年1月にClaude Codeと出会い、外注していたデザインも自分で手がけるようになる。同年5月に株式会社Saixへジョインし、AIコンサルタントとしてクライアントの業務可視化とAI化を担当。自分のコンサルをAIに採点させる仕組みや、店舗向けの口コミ収集システムも自ら開発している。2026年8月に第一子が誕生。
まずは、話を聞くところから
選考ではありません。事業のこと、働き方のこと、AIの学び方のこと。気になることを、代表の杉田にそのまま聞いてください。
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