「それ、去年の版じゃないですか」。工事の朝、AIの回答を印刷して現場に持っていったら、ベテランに止められます。手順は間違っていません。ただし3か月前に差し替えた、前の版の話でした。社内資料をAIに読ませ始めた会社で、最初に起きる場面です。
社内マニュアルをAIに読ませようとして、つまずくのは次の3点です。
- 資料はそろっているのに、答えが資料の中身とずれる
- 回答の出どころが分からず、合っているかを誰も確かめられない
- 資料を直したのに、AIの答えだけが古いまま残る
ここで使う仕組みは「RAG」と呼ばれます。AIに答えさせる前に社内資料を探させ、見つかった文章を質問と一緒に渡すやり方です。うまく動くかは、AIの側ではなく渡す資料の側でほぼ決まります。
この記事では、次のことに答えます。
- マニュアルをどこで区切って渡すか。切れ目の決め方と、提供元が公開している目安の数値
- 資料に付けておく4つの情報(版・所管部署・有効期限・公開範囲)
- 回答に出典を必ず付けさせる設計と、答えさせない質問の線引き
- 資料を直したときに、AIの答えを確実に入れ替える置き方
Saix自身、社内マニュアルを70本前後まで増やし、社員は社内向けのAIヘルプデスクに質問して引き出しています。運用している側から、手を動かす前提で書きます。
回答の精度を決めているのは、AIの性能ではなく資料の切り方です。見出しで区切り、版・所管部署・有効期限・公開範囲を付ける。製品選びより先に、手元の資料を切れる形にしてください。
作る側の部品や費用は社内FAQチャットボットの作り方にまとめています。ここでは、すでにある社内マニュアルを読ませる側の作り替えに絞ります。
監修者
株式会社Saix 代表取締役
東証プライム上場企業含む100社以上のAI導入支援|リクルートでのAI推進・新卒マニュアル制作経験を経て、Webサイト「AIマニュアル研究所」を運営|YouTubeメディア「かいちのAI大学」4.8万人。
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資料の切り方で回答が決まる|見出し1つを1かたまりにして区切る

AIは、社内資料を丸ごと読んでから答えているわけではありません。質問が来るたびに関係のありそうな部分だけを取り出し、その文章を読んで答えます。
この「取り出す単位」が、あらかじめ区切られたかたまりです。資料を登録するときに、どこで区切るかを決めます。
切れ目が悪いと、正しい資料を持っていても答えが外れます。渡された文章の中に、答えが入っていないだけです。
切れ目1:手順と注意書きが別のかたまりに落ちると、注意書きだけが消える
住宅設備の入れ替え工事を請け負う会社の例です。給湯器の交換手順が、A4で3ページの資料にまとまっています。
これを2,000文字ごとに機械的に区切ると、「作業前に止水栓を閉める」が1つ目に入り、「閉めずに外すと室内が水浸しになる」は2つ目に落ちます。
新人が「給湯器の交換手順を教えて」と聞くと、AIは1つ目だけを取り出します。手順は正しく返ります。事故につながる注意書きだけが、答えから抜け落ちます。
区切る位置は、文字数ではなく意味の切れ目で決めます。見出し1つぶんを、そのまま1つのかたまりにします。
切れ目2:提供元が公開している目安は2,000文字+500文字の重なり
区切りの大きさには、提供元が公開している目安があります。公式ドキュメントを実際に1件ずつ開いて確認しました。
MicrosoftはAzure AI Searchの解説で、まず512トークンから始めることを勧めています。およそ2,000文字にあたります。トークンとは、AIが文章を読むときに数える文字のかたまりの単位です。
前後に25%ほど重なりを持たせることも、あわせて勧められています。文字数で区切る場合の出発点も示されています。1つのかたまりを2,000文字とし、前のかたまりの末尾500文字を次の先頭に重ねる組み合わせです。
Googleも、Vertex AI RAG Engineの入門ページで数値を出しています。かたまり512・重なり100という値です。ただしこちらは例示で、推奨値としては書かれていません。
重なりは、切れ目で文が途切れても次のかたまりに続きが残るようにするための保険です。
ただしこの数値は「意味の切れ目を機械では取れない資料」に向けた安全策です。同じMicrosoftの解説には、見出しの構造を持つ資料を見出しごとに区切る方法も挙げられています。
社内マニュアルには、たいてい見出しがあります。文字数で機械的に切るより、見出しで切るほうが答えは安定します。
| 切り方 | やること | 向いている資料 | 起きやすい問題 |
|---|---|---|---|
| 文字数で区切る | 2,000文字ごとなど、決めた長さで機械的に割る | 見出しの無い議事録・メール・書き起こし | 手順の途中で切れ、注意書きだけが答えから抜ける |
| 見出しで区切る | 見出し1つぶんを、そのまま1つのかたまりにする | 社内マニュアル・規程・作業手順書 | 1つの見出しが長すぎると、かたまりが上限を超える |
2つは排他ではありません。見出しで区切ったうえで、長すぎるかたまりだけを文字数で割る形が現実的です。
切れ目3:資料の側を切れる形にするために手を入れる3か所
見出しで区切るには、資料の側が切れる形になっている必要があります。手を入れるのは次の3か所です。
- 見出しを付ける本文が続くだけの資料には、作業の区切りごとに見出しを入れます。
- 1つの見出しに1つの目的だけ置く「申請と承認」のように2つ入っていたら、見出しを分けます。
- 注意書きと表を、関係する手順と同じ見出しの中に置く末尾にまとめると、手順を聞かれたときに一緒に出てきません。
実際に手を動かすと、見出しでは割り切れない資料が出てきます。判断の分かれ目は3つです。
- 見出しの中身が数行しかない「4. 例外対応」のように中身が短いときは、前の見出しにくっつけます。単独では質問に答えられません。
- 1つの見出しが2,000文字を超える工程が20近くある資料は、工程のまとまりで割ります。割った先の先頭に、元の見出しを一行書き足します。
- 表や判断基準が別の見出しにある参照している手順の側へ複製します。表だけが単独のかたまりになると、何を判断する表か分からなくなります。
3つとも、基準を先に書き出しておくのが早道です。作業しながら1件ずつ考えると、資料が増えるほど切り方がぶれます。
資料の作り替えは、AIに下書きを作らせられます。既存のマニュアルを貼り付けて、次の指示文を渡します。
この社内マニュアルを、AIに読ませるためのかたまりに分けてください。
条件
・見出し1つを1かたまりにする
・手順に対応する注意書き・判断基準・表は、同じかたまりの中に入れる
・かたまりごとに、見出し/要約1文/想定される質問3つを書き出す
・元の文章は書き換えず、区切り位置と不足している情報の指摘だけを返す
返ってきた区切り案は、そのままでは使いません。現場から来ている質問を2〜3本ぶつけ、答えに必要な情報が1つのかたまりに収まっているかを見ます。
ゴール:1つのかたまりだけを読んで、その作業が最後まで通る状態になっていればOKです
資料に付ける4つの情報|版・所管部署・有効期限・公開範囲

本文だけを渡すと、AIには判断できないことが残ります。いつの版か、どの部署のものか、誰に見せてよいか。どれも本文には書かれていないからです。
付ける情報は4つです。ファイル名に押し込まず、資料ごとの項目として持たせます。
| 付ける情報 | 中身 | 無いと起きること | 入れる人 |
|---|---|---|---|
| 版 | 更新日と、何回目の改訂か | 古い版と新しい版が同じ重みで答えに使われる | 資料を持つ部署 |
| 所管部署 | その資料の内容に責任を持つ部署名 | 回答が違うときに、誰に言えばよいか分からない | 資料を持つ部署 |
| 有効期限 | いつまで有効か(制度・料金・年度で変わるもの) | 期限切れの規定が、現行のものとして答えに出る | 資料を持つ部署 |
| 公開範囲 | どの部署の人まで見てよいか | 他部署限定の資料の中身が、回答経由で漏れる | 情報システム・管理部門 |
後から付け足すと、全件を開き直すことになります。最初の1本を登録する前に、項目だけ決めてください。
公開範囲:画面とAIの両方に、同じ判定を通す
公開範囲でつまずくのは、判定が2か所に分かれている場合です。画面で資料を開く権限と、AIが読む資料を選ぶ権限。別々に作ると、片方だけ抜けます。
Saixでは部署を5区分で持ち、資料ごとに公開する部署を指定しています。指定の無い資料は、全員が見られる扱いです。
この「見える・見えない」の判定は、1つの仕組みに集約しています。画面の一覧にも、AIに渡す資料の選び出しにも同じ判定を通すので、片方だけ漏れません。
公開範囲をどこまで開くか、そもそも社内資料をAIに渡してよいかの社内合意は、生成AI社内チャットボットの導入ガイドで先に決める4点として整理しています。
有効期限:答えさせないのではなく、期限切れだと言わせる
期限を過ぎた資料を、AIから完全に外す運用は勧めません。過去の取り扱いを聞かれる場面が、実務では必ずあるからです。
外すのではなく、期限切れであることを回答に出させます。「この内容は2026年3月までの規定です。現行の扱いは所管部署にご確認ください」と返る形にします。
読み手が判断できる材料を残すほうが、消すより安全です。
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出典を必ず返させる|どの資料のどこかまで戻せる形にする

出典の無い回答は、確かめる手間を人に戻します。もっともらしい文章ほど、確認は後回しになります。
出典を出させる設計は、3つの決めごとでできています。
- 回答の本文にはURLもファイルの場所も書かせない本文中のリンクは、AIが形だけ作ってしまうことがあります。
- 資料は必ず正式なタイトルで呼ばせる「マニュアルによると」ではなく、資料名で言わせます。
- 出典は本文と別枠で、件数を絞って出すSaixでは最大3件までにしています。多すぎると誰も開きません。
Saixの社内AIヘルプデスクでは、回答の下に「参考にした資料」のカードが並び、クリックするとその資料が開きます。読み手は、答えではなく原典で確かめられます。
もう1つ決めるのが、答えさせない質問の線引きです。社内資料に書かれていないことは、推測させずに「担当者にご相談ください」と返します。
この線引きは、画面にも常時出しておきます。回答の下に「AIの答えは間違うことがあります。出典で確かめてください」と置く形です。文書で配るより、毎回目に入る場所のほうが守られます。
ここで最初の章が効いてきます。見出しごとに区切っておくと、出典が「資料のどこか」ではなく「資料のこの見出し」まで絞れます。60ページの規程を渡されるのと、該当する見出しを渡されるのとでは、確認にかかる時間が変わります。
更新を反映させる|置き場所を1つに決めて、そこからだけ流す

資料を直したのに、AIの答えが古いまま。これは運用の甘さではなく、置き方の問題です。
版が乱れる会社では、同じ資料を2か所以上で編集できます。共有ドライブの原本と、ポータルに載せたコピー。両方に編集権があれば、命名規則を整えてもいつかズレます。
正本を1か所に固定し、配布先へは一方向にしか流さない形にします。配布先を直接直せなくすると、そもそも直す動機が消えます。
Saixでは、正本を手元の管理フォルダに置いています。どの資料を、どのカテゴリで、誰に公開するかを1枚の目録で管理し、そこからポータルへ流し込みます。
目録から外した資料は、ポータル側からも消えます。古い版が残らないので、AIが読む対象からも自動的に外れます。
マニュアル本文の書き方と、正本と配布の分け方は社内マニュアルをAIで作る方法にまとめています。
「最新版がどれか分からない」は、社員がルールを守らないから起きるのではありません。同じ資料を2か所で直せる構造だから起きます。ファイル名の規則を配るより、置き場所を1つに決めて、そこからだけコピーが流れる形にするほうが確実です。人の注意力の問題を、構造の問題に置き換えられます。
Saixの実物|資料を探させず、まとめて渡している

Saixの社内AIヘルプデスクは、実は資料を検索していません。公開中のマニュアルを要点に圧縮し、質問のたびにまとめて渡しています。
圧縮は1件あたり600字まで、全体で4万字までと決めています。更新日の新しい順に詰め、上限で打ち切ります。文章の意味を数値に変換して似た文を探すデータベース(ベクトルデータベースと呼ばれます)は、実装として1行も使っていません。
この形が成り立つのは、70本前後という規模だからです。圧縮しても収まらなくなった時点で、探させる仕組みが必要になります。分かれ目は会社の規模でも予算でもなく、資料の量です。
どちらの構成を選ぶかの目安は、社内FAQチャットボットの作り方で文書量ごとに整理しています。
自社の場合はいくらになるのか、この機会に出してみてください。削減できる時間と金額を、業務ごとに算出します。
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整える前に製品を選ぶと止まる|現場で起きる4つ

資料の作り替えを飛ばして製品を決めた現場では、同じ止まり方をします。よくある4つです。
止まり方1:PDFのまま入れて、表と図の中身が読まれない
紙で配っていた手順書を、そのまま取り込む場合です。文章は読み取れても、表の中の数値や図に書き込まれた注意書きは落ちます。
肝心の判断基準が、たいてい表と図の中にあります。取り込む前に、表の中身を文章でも書き足しておきます。
止まり方2:同じ手順が複数の資料に散り、古いほうが引かれる
食品を扱う工場の例です。清掃手順が衛生マニュアルと作業標準書の両方にあり、片方だけ改訂したため、AIは古いほうを根拠に答えました。
同じ内容が2か所にある時点で、どちらが引かれるかは運任せです。重複は、AIに読ませる前に1本へ寄せてください。
止まり方3:全社に一気に開き、他部署の資料が答えに出る
試用のうちは全員が全部見える設定で始め、そのまま本番に入るケースです。人事の資料や部署限定の単価表が、回答に混ざります。
一度出てしまうと、社内の信用は戻りません。公開範囲は、最初の1本を登録する前に決めます。
止まり方4:直す人を決めないまま、質問ログだけが溜まる
答えられなかった質問は、資料の弱いところを指しています。Saixでは質問を8つのカテゴリに自動で分類し、どこに集まっているかを毎月見ています。
質問が集まっている領域が、次に作るか直す資料です。この見直しを担当する人を1名決めないと、記録が溜まるだけで何も変わりません。見直しの回し方と見る数字は社内AIチャットボットの定着と運用指標にあります。
「どのマニュアルから読ませるか」を、御社の資料名で1枚にします
30分のオンラインで、次の3つをその場でお渡しします。
- 御社の資料名が入った「先に読ませる/後に回す」の並べ替え表
- 最初に切り直す1本と、その切れ目の位置
- 公開範囲の決め方と、月に1回だけ見る数字
よくある質問
Q. 社内マニュアルをAIに読ませると、資料が外部に漏れませんか
資料そのものが外部に保存されるわけではありません。社外へ出るのは、質問文と、その回答のために渡した文章の該当部分だけです。渡していない資料は出ません。
法人向けの契約では、入力内容を学習に使わないと明記している提供元が多くあります。ただし個人向けの無料プランは条件が異なります。契約するプランの条項を必ず開いて確認してください。
Q. 社内マニュアルが紙しかない場合、どこから始めればいいですか
全部を電子化してから始める必要はありません。質問が多い手順を1本だけ選び、見出しを付けた文章として打ち直します。写真で取り込んで文字にする方法もありますが、表と手書きの注意書きは崩れます。1本目は打ち直したほうが早く、切り方の練習にもなります。
Q. 部署ごとに書式がバラバラでも読ませられますか
書式がそろっていなくても読めます。そろえるべきなのは見た目ではなく、見出しが付いていることと、1つの見出しに1つの目的だけが入っていることの2点です。フォントや余白を統一する作業に時間を使うより、見出しの有無を1本ずつ確認するほうが精度に効きます。
Q. マニュアルは何本くらいから、探させる仕組みが必要になりますか
本数ではなく、圧縮したあとの総量で決まります。Saixは70本前後を要点に圧縮し、全体4万字の枠に収めてまとめて渡しています。この枠に収まる間は、探させる仕組みを組まないほうが答えは安定します。収まらなくなった時点で検討してください。
Q. AIに社内資料を覚えさせるのと、何が違いますか
覚えさせる方法(AI自体を学習させ直すやり方)は、資料を変えるたびにやり直しが必要で、費用も時間もかかります。この記事の方法は質問のたびに資料を渡すだけなので、資料を直せば次の回答から反映され、出典も出せます。中身が変わり続ける社内マニュアル向きです。
Q. AIがうまく答えないとき、どこを直せばいいですか
先に、答えに必要な文章が1つのかたまりに入っているかを見ます。質問文をそのまま検索欄に入れ、該当する見出しが出てくるかを確かめてください。出てこなければ切り方の問題、出てくるのに答えがずれるなら渡した文章の中身が足りない問題です。設定を触るのはその後です。
Q. 情報システムの担当がいなくても始められますか
始められます。最初の一歩は資料の切り直しなので、動くのは資料を持っている部署です。技術の担当は、公開範囲の設定と、正本の置き場所を1つに決める段階から入れば足ります。順番を逆にすると、整っていない資料を前提に組むことになり、あとで作り直しになります。
Q. 費用をかけずに、どこまで試せますか
資料の切り方が正しいかどうかは、無料の生成AIでも確かめられます。区切った1つのかたまりを貼り付け、現場から来ている質問を投げてみる方法です。答えが返らなければ、切り方かかたまりの中身に不足があります。仕組みを買う前に、ここまでは費用をかけずに試せます。
まとめ
社内マニュアルをAIに読ませるときに手を入れるのは、AIの側ではなく資料の側です。見出しで区切り、版・所管部署・有効期限・公開範囲を付ける。この2つで答えが変わります。
最初にやることは1つです。いちばん質問が多いマニュアルを1本選び、見出しごとに区切れるかを確かめてください。区切れなければ、そこが手を入れる場所です。
次は質問を受ける入口の設計です。方式ごとの違いはAI FAQの仕組みと作り方の全体像に、手元のAIだけでどこまで試せるかはChatGPTにマニュアルを学習させる方法にまとめてあります。
結論:回答の質を決めるのはAIの性能ではなく、資料の区切り方と付けた情報です。製品を選ぶ前に、手元のマニュアルを切れる形に直してください。
- 切る単位:文字数ではなく見出し。長すぎるかたまりだけ文字数で割る
- 目安の数値:提供元の公開値は2,000文字+500文字の重なり。見出しがある資料は見出し優先
- 付ける情報:版・所管部署・有効期限・公開範囲の4つ。登録前に項目を決める
- 出典:本文にURLを書かせず、正式なタイトルで別枠に出す。資料に無いことは答えさせない
- 更新:正本は1か所。配布先へ一方向に流し、目録から外せば配布先からも消える




