経営者のClaude Code活用事例7選|寝ている間に終わる仕事

経営者のClaude Code活用事例7選|寝ている間に終わる仕事

「あの件、フォローしたっけ」。移動中にふと思い出す。会社に戻れば次の打ち合わせが始まり、思い出したことは手帳にも残りません。見積もりの催促、提案書の仕上げ、請求書の発行。どれも締め切りがあるのに、着手は夜になります。

経営者の時間が足りないのは、判断が多いからではありません。判断の前後にある作業を、判断した本人が抱えているからです。

  • 任せたいが、任せる手順を言葉にする時間がそもそも無い
  • AIを触ってはみたが、個人の作業が速くなっただけで会社は変わらない
  • 自動で動かしたいが、勝手に動いて事故が起きるのが怖い

この記事では、Saixが社内で毎日動かしている7つの使い方を、実際の画面と、コピペできる指示文つきで書きます。次のことに答えます。

  • 営業・経理・財務・経営判断の4領域で、どの業務がどこまで置き換わるのか
  • CLAUDE.mdの実物(これを書かないと、同じ指示でも出てくるものが変わる)
  • 7つをつなげて「個人の作業」から「会社の仕組み」に変える置き方
  • 実際につまずいた3つと、2か月で入れる順番

Saix自身、Claude Codeを経営の実務に置いて毎日動かしています。作り手であり自社で運用している立場から、机上論ではなく手を動かす前提で書きます。画面は、代表の杉田海地がYouTube「かいちのAI大学」で実演したものと同じです(数値と社名はすべてダミーに差し替えています)。

ここがポイント

7つの使い方のうち、効き方が違うのは最後の1つだけです。事例1から6は作業を速くします。事例7のABC方式はフォルダの置き方を決める話で、これを先に入れないと、速くなった作業が担当者の頭の中に残り続けます。順番は「1つ試す→置き方を決める→残りを乗せる」です。

先に7つの全体像を出します。どの仕事がどう変わるかだけ先に見てください。

事例 渡す仕事 これまで 渡したあと
1 顧客フォローの下書き 思い出したときに書く。たいてい忘れる 朝、相手ごとに文面の違う下書きが並ぶ
2 商談の記録から提案書 半日から1日。夜にやることになる 指示1行で下書きが出る。直して出す
3 競合5社の調査 自分でやると半日。人に頼むと数日 調査役を並列で動かし、比較表1枚に
4 経営サマリー 見に行く。忙しい週は見ない 毎朝6時に、現金残高と当月売上が届く
5 請求書の発行 3時間 30分(発行まで自動・送付は人)
6 財務シナリオ3本 勘で決める。または税理士に相談して1週間 試算表を渡して当日。楽観・標準・悲観の3本
7 フォルダの置き方 担当者の頭の中にある 会社の仕組みになる(1〜6の土台)
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杉田 海地 監修者

株式会社Saix 代表取締役

杉田 海地

東証プライム上場企業含む100社以上のAI導入支援|リクルート(Indeed Japan)でHR領域のデジタルマーケティングとAI活用を経て、Claude・Claude Codeを実務で使い倒すメディア「AIエージェント研究所」を運営|YouTubeメディア「かいちのAI大学」4.8万人。

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目次

他社の数字は、そのまま自社には当てはまりません。自社の年間削減額を3分で出せます。

会社のホームページのURLを入れるだけで、削減できる時間と、それを人件費に換算した金額がその場でわかります。入力は5つだけ、3分で終わります。費用はかかりません。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、まず自社の金額を出してみてください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

先に引く1本の線|判断は人、実行はAI

判断は人・実行はAIで線を引く

ここで分かること:事例に入る前に決めるのは2つだけです。どこまでAIに任せてどこで人が止めるか、そしてどのプランで動かすか。この2つを決めずに始めると、出てきたものを誰も検収しない状態になります。

線を引かないと、出てきたものを誰も検収しなくなる

決めるのは人、動かすのはAIです。この線を最初に引いてください。

理由は、線を引かないまま任せると、送る前の判断が抜け落ちた状態で外に出ていくからです。Saixでは、顧客へ出るもの(メール・提案書・請求書)は必ず下書きまでで止めています。送信の1押しは人がやります。

止める場所を先に決めておけば、あとの工程はどれだけ自動にしても怖くありません。

関連資料:「Claude業務棚卸しシート」(PDF・無料)を配布しています。

プランは公式の4段階|業務で回すならMax、試すならPro

Claude Codeを使うには、Claudeの有料プランが必要です。公式の料金ページで確認できる段階は次のとおりです。

プラン 月額(公式表記) 向いている状態
Free $0 チャット版を触って感触をつかむ段階
Pro 月払い $20/月(年払いは $200/年) 1人で試す。業務で回し始めると枠が足りなくなる
Max 5x $100/月 経営の実務に置くならここから
Max 20x From $100(月払いのみ) 並行して複数を走らせる使い方
Team(Standard seat) 年払い $20/月、月払い $25/月(1シートあたり) 複数人で使う。2名から150名まで

※本記事の料金はすべてClaude公式サイトの記載(2026年10月時点)にもとづきます。プラン改定により変わる場合があるため、検討時は必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

Teamプランは、誰がどれだけ使ったかを見られることと、管理者側で設定を止められることが個人プランとの違いです。法人としての契約形態は会社でClaude Codeを使うときのプランと料金に整理しています。

CLAUDE.mdに最初に書く3つ|これが無いと毎回結果が変わる

ここがいちばん大事です。同じ指示を出しても、会社によって出てくるものが変わります。差は腕前ではなく、前提を書いたファイルがあるかどうかです。

Claude Codeは、作業するフォルダに CLAUDE.md というファイルがあると、毎回それを最初に読みます。ここに会社の前提・禁止事項・口調を書いておくと、以降の指示が短くて済みます。

最小の実物を出します。これをフォルダの直下に CLAUDE.md として置いてください。


# この会社について

- 社名:株式会社サンプル(従業員12名・卸売業)
- 決算月:3月
- 顧客への連絡はメールが主。チャットは社内だけ

# 絶対に守ること

- 顧客へ出るもの(メール・提案書・見積・請求書)は**下書きまで**で止める。送信はしない
- 金額が動く操作(発注・支払・請求の確定)は実行しない。下書きを作って報告する
- ファイルを消さない。不要なものは `_archive/` へ移動する
- 顧客名・担当者名を社外へ出す文章に書かない。「A社」「ご担当者様」にする

# 書き方

- 結論を先に書く。理由は後ろに3点まで
- 専門用語を使うときは、その場で1行の説明を付ける
- 金額は必ず日本円で書く

# 置き場所

- A_input/   元データ。録音・受け取った資料。**編集しない**
- B_process/ 整えた中間ファイル。顧客カード・議事録
- C_output/  成果物。提案書・請求書・レポート

書き換えるのは最初の3行と、最後の置き場所だけです。禁止事項と書き方はそのまま使えます。

このファイルがあると、「A社の提案書を作って」の一言で、会社の前提を踏まえたものが出てきます。無い場合は、毎回「うちは卸売業で、顧客へ出すものは下書きまでにして、金額は日本円で」と説明し直すことになります。

ゴール:CLAUDE.mdを置いて「この会社の決算月は何月か」と聞き、正しく答えればOKです

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事例1|フォローが止まった相手に、下書きが並ぶ

抽出から下書き保存までの4工程

ここで分かること:顧客を持つ仕事なら職種を問わず使えます。最終連絡から2週間空いた相手を抽出し、過去のやり取りを読んで1件ずつ下書きを作り、メールの下書きとして保存するまでが自動で進みます。

朝メールを開くと、こうなっています。

AIが作った下書きが並んだメールの画面
最終連絡から2週間空いた相手を抽出して、AIが作った下書きが5件並んでいる状態。経営者に残るのは、開いて直して送る作業だけ(社名・人名はすべてダミー)

やることは4工程に分かれる

工程1決めた時刻に処理が起動します。工程2顧客の一覧(表計算でかまいません)を読み、最終接触から14日以上空いている相談中の相手を抽出します。

工程3その相手との過去のやり取りを読み、1件ずつ別の文面で下書きを作ります。工程4メールの下書きとして保存し、終わったことを通知します。

経営者の手元に残るのは、下書きを開いて直して送る作業だけです。思い出す仕事が、確認する仕事に変わります。

Saixで実際に起きたこと

「送信はしない」を書く重さは、自社で事故を出して分かりました。2026年9月、電子契約サービスをAIに操作させたとき、押印欄を1つも配置しないまま契約書2通を顧客へ送信しました。取り下げの操作をしたら、今度は「却下されました」という通知まで相手に届きました。

原因は、操作できることを送ってよいことと同じに扱ったことです。いまは、送信・公開・削除に当たる操作をAIが実行できないよう、設定側で機械的に止めています。人が最後の1押しをする形にしておけば、手前の工程はいくら自動にしても怖くありません。

この内容を自社に当てはめたい方は、無料のAI活用セッションで相談することもできます。

指示文はこれだけ|そのまま貼って使える

難しい書き方は要りません。普通の日本語で足ります。


顧客の一覧(B_process/顧客一覧.csv)を読んで、
最終連絡から14日以上空いている「商談中」の相手を抽出してください。

抽出したら、1件ずつ次をやってください。
1. その相手との過去のメールを読む
2. 前回の話の続きになるフォロー文を作る(定型文にしない)
3. メールの下書きとして保存する。送信はしない

終わったら、何件の下書きを作ったかだけ教えてください。

「送信はしない」を必ず書いてください。これが無いと、送ってよいと判断されることがあります。

ゴール:メールの下書きフォルダに、相手ごとに文面の違う下書きが並んでいればOKです

つながるかを先に確かめる|社内の基幹システムは接続できないことがある

作り始める前に、AIと接続できるサービスかどうかを確かめてください。

一般的なメールやカレンダー、表計算は接続の窓口が用意されています。一方、業種専用の基幹システムや社内で作った受発注システムは、窓口が無いことがあります。

Saixでも、接続できない社内システムに当たりました。そのときはメール配信の仕組みそのものを自社で作り直し、Claude Codeから操作できる形にしています。Claude Codeを使えるかどうかではなく、Claude Codeから触れるツールを選べるかどうかが、導入の成否を分けます。

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事例2|商談の記録から、提案書が1本出る

ここで分かること:商談1時間ぶんの記録と、課題のメモ、提案の方針が3行あれば、提案書・見積・緊急課題のチェックリストが出ます。鍵は、顧客ごとに1枚の「顧客カード」を先に作っておくことです。

出てくるのはこういうものです。

商談記録から生成された提案書の1ページ目
商談の記録から出てきた提案書。表紙・課題の構造・プラン・費用対効果まで入る(社名と金額はダミー)

顧客カードを1枚作る|ここに書いた分だけ精度が上がる

顧客ごとに B_process/顧客カード_A社.md を1枚置きます。中身はこれで足ります。


# A社様

## 基本
- 業種:金属加工(従業員48名)
- 決裁者:代表取締役
- 接点のきっかけ:展示会で名刺交換(2026年6月)

## 困っていること(本人の言葉のまま)
- 「見積を出すのに3日かかる。その間に他社に決まる」
- 「図面を見て積算できるのが2人しかいない」

## これまでの経緯
- 6/20 初回商談。現状のヒアリングのみ
- 7/04 工場見学。積算の工程を実見

## 温度感
- 予算は確保済み。今期中に何か始めたい意向
- 他社とも2社比較している

「本人の言葉のまま」の欄がいちばん効きます。要約した言葉より、相手が言った表現をそのまま残しておくほうが、提案書の文章が刺さるものになります。

このカードがあれば、指示は1行で済みます。


A社様の顧客カードと商談の記録を読んで、提案書を作ってください。
形式はHTMLで、A4横のスライド型。図を入れて、8ページ以内にしてください。

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HTMLで作らせる|あとから直せる形で出すのが要点

提案書はHTMLという形式で作らせます。これは要点です。

図が表現できて、見た目の修正を言葉で頼めます。「この青い背景に黒い文字は読みにくいので直して」「右上に会社のロゴを入れて」「横向きのスライドの比率に合わせて」と伝えれば、その場で作り直されます。

紙に固めた形式で出すと、1箇所直すために全部を作り直すことになります。あとから直せる形で出すのが、提案書を任せるときの条件です。

支援先で起きたこと(ルート株式会社)

飲食店マーケティング支援を手がけ、支援先が1,500店舗以上あるルート株式会社では、AI顧問(CAIO代行)の全8回を通じて社内に型を5つ作りました。

ご担当者の体感値として挙がったのが、提案資料づくりが2時間から実作業5分になったことです。さらに同じご担当者が、案件管理のアプリをご自身で作って実運用まで持っていかれました。

型が社内にあると、作業が速くなるだけでなく、次の仕組みを現場が自分で作り始めます。

顧客カードを書かないと、何が起きるか

カードが無い状態で「A社の提案書を作って」と頼むと、業種の一般論で埋まった提案書が出ます。読めば整っていますが、相手の顔が浮かびません。

カードが無い カードがある
課題の書き方 「業務が属人化している」(一般論) 「見積に3日かかり、その間に他社に決まる」(相手の言葉)
プランの根拠 相場感で置かれる 予算が確保済みという前提を踏まえた額になる
他社比較への触れ方 触れない 2社比較中という前提で、選ぶ基準を書く
直す時間 ほぼ書き直し 30分から1時間

カードを書く時間は1社15分ほどです。1回書けば、以降その顧客の提案書・メール・議事録のすべてで効きます。

ここまでの内容を自社に当てはめると、年間どれくらいの経費が減るのか。会社のURLを入れるだけで、その場で試算できます。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックすると、入力から3分でその場に金額が出ます。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

事例3・4|競合5社の比較と、毎朝6時の経営サマリー

深夜から朝までに自動で進む3段階

ここで分かること:3つ目と4つ目は、数字を集めて並べる仕事です。経営者が自分でやると半日、人に頼むと数日かかります。どちらも人が起きている必要がありません。

事例3:調査役を3つ立てて、同時に別の会社を調べさせる

競合調査は、1社ずつ順番に調べる必要がありません。公式のサブエージェント機能を使うと、調査役を複数立てて同時に動かせます。

頼み方はそのままです。


調査役を3つ出して、同時に動かしてください。
1番目はA社、2番目はB社、3番目はC社です。

それぞれ次を調べて、1枚の比較表にまとめてください。
- 料金帯(公開情報のみ。推定は書かない)
- 主力サービスと、強み・弱み
- 主なターゲット企業の規模

最後に、当社がどこで差別化できるかを3行で書いてください。

出てくるのはこういう表です。

競合5社を並べた比較表と示唆コメント
調査役を並列で動かして作った競合比較表。最後に「どこで差別化できるか」の示唆まで入る(社名はダミー)

「推定は書かない」を必ず入れてください。公開情報が無い項目を、それらしい数字で埋められると、その表は会議で使えなくなります。

調査役を分けるのは、速さのためだけではありません。1つの調査役に5社を続けて調べさせると、後半の会社の評価が前半に引きずられます。別々に立てれば、それぞれが独立に見ます。

支援先で起きたこと(株式会社北の達人コーポレーション)

東証プライム上場のD2C企業である北の達人コーポレーションでAIエージェント研修を実施したとき、現場から挙がった変化のひとつが調査業務でした。

化粧品や健康食品は、表示できる表現が法律で細かく決まっています。その確認にこれまで数時間かかっていたものが、ほぼゼロになりました。調べ方を変えたのではなく、調べる役を分けて同時に動かし、根拠のURLまで出させる形にしただけです。

調査は、量が多くて判断基準が明確な仕事です。だから最初に渡す仕事として向いています。

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事例4:毎朝6時に、現金残高と当月売上が届く

4つ目は通知です。決まった時刻に起動させ、会計ソフト・表計算・カレンダーを読んで、その日の経営サマリーをチャットへ送ります。

毎朝届く経営サマリーの実物
毎朝届く経営サマリー。損益・現預金残高・13週のキャッシュフロー予測・今日の要対応までが1通に入る(数値はすべてダミー)

指示文はこれです。


毎朝6時に、次の順で経営サマリーを作ってチャットへ送ってください。

1. 会計ソフトから当月の売上・粗利・販管費・営業利益を取る
2. 現預金残高と、今週末・来週末の見込み残高を出す
3. 顧客一覧から、今日が期限のフォローを拾う
4. 上の3つを1通にまとめて送る

数字は日本円で、前月同日比をカッコで添えてください。
取れなかった項目は「取得できず」と書いて、推測で埋めないでください。

作業を自動化するより、通知を自動化するほうが先に効きます。見るべき数字が毎朝同じ時刻に同じ形で届けば、確認しに行く手間と、確認を忘れるリスクが同時に消えます。

Saixで実際に起きたこと

通知には落とし穴があります。Saixでは記事を自動生成する処理を毎日動かしていますが、2026年8月のある3日間、1本も生成されていないのに誰も気づきませんでした。

原因は通知の設計です。失敗した件数が0件だったため「異常なし」と判定され、通知そのものが飛びませんでした。処理は止まっていたので、失敗も0件だったのです。

成果が0件の日こそ、通知を出す設計にしてください。「異常があったら知らせる」は、止まったときに何も知らせません。いまは0件の日も必ず届く形に変え、処理が通る経路とは別の場所へ失敗を出すようにしています。

時刻を決めて動かす方法は3通りあり、使い分けの基準があります。Claude Codeの自動化7つの方法に設定ファイルの全文つきで整理しました。

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事例5・6|請求書13社分と、財務の3本立て

固定費が増える判断を3つの前提で出す

ここで分かること:5つ目と6つ目は、月末と期首に必ず来る仕事です。請求書はまとめて発行でき、財務の見通しは必ず3本立てで出します。

事例5:請求書の発行を3時間から30分へ

月次の請求書は、従来3時間かかっていました。これが30分で終わります。工数で見ると5分の1から6分の1です。

自動生成された請求書がフォルダに並んだ画面
契約先ぶんの請求書が一度に生成され、フォルダに並んだ状態。発行までを自動にし、送付は人の承認を必須にしている(社名はダミー)

頼み方はこれです。


B_process/請求一覧.csv を読んで、今月分の請求書を作ってください。
1社ごとに1ファイル、HTMLで C_output/請求書/2026-10/ へ出してください。

ファイル名は「請求書_2026-10_<社名>.html」にしてください。
金額は税抜・消費税・税込の3段で出し、端数は切り捨てにしてください。

作り終えたら、合計金額と件数を表にして見せてください。
送付はしないでください。

発行して終わりにせず、同じ流れで会計上の売上と突き合わせます。金額が合っているかを確認し、月次の経営レポートへ反映させるところまで続けられます。

支援先で起きたこと(THE CXO株式会社)

税理士のコミュニティを運営するTHE CXO株式会社では、全6回の連続講義と1日のワークショップを実施しました。会員の税理士事務所で起きた変化のうち、いちばん大きかったのが記帳代行です。

かかっていた手間が10分の1以下になりました。受講後のアンケートでは「今後もAIを活用したい」が37名中37名(97%)でした。コミュニティの会員数も130名から260名に増えています。

経理は、作業の形が毎月同じで、判断の基準が決まっている仕事です。だから渡したときの効き方がいちばん大きく出ます。

請求は金額が動く工程なので、Saixでは発行までを自動にし、送付は人の承認を必須にしています。CLAUDE.mdに書いた「金額が動く操作は実行しない」が、ここで効きます。

この内容を自社に当てはめたい方は、無料のAI活用セッションで相談することもできます。

事例6:数字が動く判断は、必ず3本で出す

1人採用すると固定費が上がります。では売上はどれだけ増えるのか、コストはどこまで膨らむのか。行くべきか待つべきか。

この判断は、必ず3つの前提で出します。

  • 楽観計画値に対して+15%。うまく回ったときの姿
  • 標準計画値に対して+5%。もっとも起こりそうな姿
  • 悲観計画値に対して−5%。想定が外れたときに耐えられるか

決算書や試算表をそのまま渡して、こう頼みます。


A_input/ に置いた試算表を読んで、12か月先までの見通しを作ってください。

前提:固定費が月50万円増える(1名採用)

次の3本を並べてください。
- 楽観:売上が計画値の+15%で推移
- 標準:売上が計画値の+5%で推移
- 悲観:売上が計画値の−5%で推移

それぞれについて、月ごとの営業利益と現預金残高を出し、
残高が最も薄くなる月と、その金額を明記してください。
資料はHTMLで、グラフを入れてください。

値上げ、設備投資、借入、新規事業も同じ3本で考えます。数字が動く判断を1本の見通しだけで決めると、外れたときに打ち手が無くなります。3本あれば、どこで止めるかを先に決められます。

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事例7|ABC方式|6つを会社の仕組みに変える最後のピース

元データ・下ごしらえ・成果物の3層

ここで分かること:ここまでの6つは、作業が速くなる話です。7つ目だけは性質が違います。速くなった作業を、担当者の頭の中から会社の側へ移すための置き方です。

フォルダを3つに割る|コマンド1行で作れる

Saixが自社で使っている構成です。実物はこうなっています。

ABC方式のフォルダ構成の実物
会社のフォルダの直下に3つだけ。元データ(A)・下ごしらえ(B)・成果物(C)で分ける

作るのは1行です。


mkdir -p ~/会社/{A_input,B_process,C_output}

それぞれの役割がこれです。

  • A:元データ商談の録音、文字起こし、受け取った資料。置いたら編集しない。原石を壊さないための場所
  • B:下ごしらえAを読んで、AIが扱いやすい形に整えた中間ファイル。顧客カードや整理済みの議事録がここに入る
  • C:成果物提案書、レポート、請求書。人が外に出すもの

やっていることは、原石を磨いて製品にする工程をフォルダに写し取っただけです。仕事はどれも、入ってきたものを処理して出す形をしています。製造業でも、不動産でも、ITでも同じです。だからこの3分割はどの業種でも成り立ちます。

フォルダの切り方と命名はABC方式でClaude Codeのフォルダ管理を標準化する手順に実例つきで書いています。

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経営者が手を動かすのは、4工程のうち2つだけ

工程1録音や社内の打ち合わせの文字起こしをAに入れます。入れるだけです。工程2AIがそれを整え、Bに置きます。

工程3人が「このお客様の提案書を作って」と頼みます。工程4AIがCに成果物を出します。

工程2と工程4は人が触りません。経営者の手は、材料を入れるときと、何を作るか決めるときにしか動きません。

ここで1つ注意があります。Aに入れる作業も自動化できますが、Saixは勧めていません。理由は、要らないデータが混ざるからです。データを入れれば入れるほど賢くなるわけではありません。必要なものだけを人が選んで入れます。

この3分割に、領域ごとの役割を掛けます。効く理由は3つです。1つ目は、役割ごとに見る情報を絞れること。財務の判断に商談の雑多な情報が混ざりません。2つ目は、下ごしらえ済みのBしか触らせないので、元データが壊れないこと。3つ目は、成果物の置き場が決まっているので「あの提案書どこだっけ」が消えることです。

入れる前と入れた後で、何が変わるか

ABC方式を入れる前 入れた後
元データの置き場 デスクトップ・メール・各自のPC A_input に集まる
指示の長さ 毎回、どこに何があるか説明する 「A社の提案書を作って」で足りる
人が辞めたとき どこに何があるか分からなくなる フォルダを見れば分かる
成果物の行方 「あの提案書どこだっけ」が起きる C_output に日付順で並ぶ
元データの事故 整える作業で元ファイルが上書きされる A は編集しないので壊れない
見落としがちな視点

AIの成果を決めているのは、プロンプトの上手さではなくフォルダの構造です。同じ指示を出しても出てくるものが会社ごとに違うのは、置き方が違うからです。だから最初に投資すべきはプロンプト集の整備ではなく、データの置き場の設計です。

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つまずいた3つ|先に知っておくと避けられる

スキルを増やしすぎてAIが迷う経路

ここで分かること:Saixが実際に踏んだ落とし穴です。3つとも、手を広げたときに起きました。

つまずき1:全部をスキルにしようとして、AIがどれを使うか迷い始めた

楽をしたいので、思いつくものを次々と「スキル」(呼ぶだけで決まった仕事が出てくる仕組み)にしました。結果、一度に5つのスキルが立ち上がり、AIがどれを使うべきか迷って時間がかかるようになりました。

原因は、使う場面が固まる前に汎用的なものを作ったことです。人の目が届かない数まで増えると、どれが正しく動いているかも分からなくなります。

1週間に1つずつ、実際に使っている仕事だけをスキルにしてください。作ったスキルを消す作業は、作る作業より手間がかかります。

消すのが手間なのは、どこから呼ばれているか分からなくなるからです。1つ消すと、それを前提にしていた別の仕組みが黙って止まります。エラーも出ません。気づくのは、本来届くはずの通知が届かなかった日です。

見分け方は1つあります。同じ頼みごとを3回したか。3回やった仕事はスキルにする価値があります。1回しかやっていない仕事は、その場で頼めば済みます。

この内容を自社に当てはめたい方は、無料のAI活用セッションで相談することもできます。

つまずき1の対処|増やす前に、いま何本あるか数える

増やしていいかどうかは、本数で決めます。手元で数えるコマンドです。


ls -1 ~/.claude/skills | wc -l

Saixは現在47本のルールと110本のスキルを運用していますが、ここまで増やすのに1年かかっています。最初の1か月は3本までで足ります。それ以上あると、どれが動いているか人が把握できません。

つまずき2:任せすぎて、数字を自分で見る習慣が落ちた

2つ目は作業の問題ではありません。要約された数字だけを読む日が続くと、元の数字を自分で触る感覚が落ちます。

通知は便利ですが、通知は結論です。月に一度は、試算表を自分で開いてください。AIが出した要約と、自分で見た印象がずれていないかを確かめる作業は、人の側に残します。

つまずき3:接続用の鍵を設定ファイルに直接書いて、公開事故になりかけた

3つ目はセキュリティです。外部サービスとつなぐための鍵を、設定ファイルに直接書いてしまいました。

手元のパソコンだけで動かしている間は問題になりません。ところが、その設定ファイルが共有される場所へ移った瞬間に、鍵が外から見える状態になります。手元にしか無いはずの情報が、外に出る経路は想像より近くにあります。

鍵は専用のファイルに分けて隔離し、共有の対象から外します。あわせて、消してはいけない操作を設定で止めておきます。~/.claude/settings.json にこう書きます。


{
  "permissions": {
    "deny": [
      "Bash(rm -rf:*)",
      "Bash(sudo:*)",
      "Bash(git push --force:*)"
    ],
    "ask": [
      "Bash(git push:*)"
    ]
  }
}

deny は実行そのものを止めます。ask は毎回たずねます。読ませたくないファイルも、同じ書き方で Read に続けてパスを書けば止められます。

起きやすい事故の全体像は一晩で会社が傾く10の事故と予防策に、会社として決める権限と保存先はClaude Codeのセキュリティ設計にまとめています。

自社の場合はいくらになるのか、この機会に出してみてください。削減できる時間と金額を、業務ごとに算出します。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、AIで浮く金額を先に確認してください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

今日の2時間で入れる3つ|手元でClaudeを開いている人向け

ここで分かること:すでにClaude Codeを開いていて、何を打てばいいか分からない状態の人向けです。この3つで、今日のうちに1つ目の事例が動きます。所要時間を付けます。

1つ目(15分)|フォルダを3つ作って、CLAUDE.mdを置く

ターミナルで1行です。


mkdir -p ~/会社/{A_input,B_process,C_output} && cd ~/会社 && claude

Claude Codeが立ち上がったら、この記事のCLAUDE.mdの実物をコピーして、こう頼みます。


いまのフォルダに CLAUDE.md を作ってください。中身は次のとおりです。

(ここに記事のCLAUDE.mdを貼る。社名・従業員数・決算月だけ自社のものに直す)

できたら「この会社の決算月は何月ですか」と聞いて、正しく答えればここは完了です。

関連資料:「Claude業務棚卸しシート」(PDF・無料)を配布しています。

2つ目(45分)|顧客カードを1枚だけ書いて、提案書を1本出させる

いちばん金額の大きい商談を1件選んでください。その1社ぶんだけ、記事の形式で顧客カードを書きます。15分で足ります。相手が言ったことは、要約せずそのまま書き写してください。

書けたら、こう頼みます。


B_process/顧客カード_(社名).md を読んで、提案書の下書きを作ってください。
形式はHTMLで、A4横のスライド型。図を入れて、8ページ以内。
出力先は C_output/ にしてください。

出てきたものを開いて、直したい箇所を言葉で伝えます。「2ページ目の文字が小さい」「費用の根拠が弱いので、現状の損失から積み上げて書き直して」で直ります。30分ほど直せば、出せる状態になります。

3つ目(翌朝まで・設定は20分)|毎朝6時の通知を1本置く

3つ目は、動かして寝ます。前提として、会計ソフトか表計算に当月の数字が入っている必要があります。

指示は事例4のものをそのまま使ってください。設定が終わったら、必ず1回だけ手で動かして、通知が届くことを確かめます。届かないまま寝ると、翌朝も届きません。

ゴール:翌朝6時に、当月の売上と現金残高がチャットに届いていればOKです

この3つで、事例2と事例4が動いた状態になります。ここから先は1週間に1つずつです。

無料・オンライン

ここまでの内容を、自社の業務に当てはめて整理しませんか

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2か月で変える順番|1週間に1事例だけ

導入の順番を週単位で並べた予定表

ここで分かること:7つを一度に作ろうとすると挫折します。これは例外なくそうなります。Saixが勧めている順番を、週単位で並べます。

1週目は事例4の経営サマリーだけ。毎朝決まった時刻に数字が届く状態を、定常運用に乗せます。ここが動けば、自動で動かす仕組みの作り方が体でわかります。

2週目から3週目で、事例5と事例7を入れます。請求書とABC方式です。情報の置き場がここで整います。先に置き場を決めておかないと、あとから移す作業が発生します。

4週目から2か月目で、売上に直結する事例1から3を乗せます。土台ができてから売上側に手を付ける順番です。最後に事例6の財務シナリオを足します。

2か月あれば会社の動き方が変わります。1人の会社でも、従業員を抱える会社でも同じです。従業員がいる場合は、使わせる前にデータの置き場を整える工程が先に来ます。

そして、止める場所を最後に必ず決めてください。顧客へ出るもの、金額が動くもの、消えると戻らないものは、人の承認を挟みます。便利な仕掛けほど、止め方を先に設計します。

職種別の使い方は税理士のClaude Code活用事例7選でも同じ構造で整理しているので、自社の業務に近いほうを参考にしてください。Claude Code自体をまだ触っていない場合はClaude Codeとは何か・できることと使い方から入ると前提がそろいます。

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フォルダの切り方とデータの置き場は、業種と体制で変わります。どの業務から仕組みに変えるか、どこで人が止めるかを、オンラインで無料の60分でご一緒に設計します。経営者の方を対象に、毎月5社までお受けしています。

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よくある質問

Q. 顧客情報や会計データを扱わせても大丈夫か

扱えます。ただし渡す範囲を先に絞ってください。Saixでは元データのフォルダを領域ごとに分け、財務の作業では商談の情報を読ませない形にしています。顧客へ出るものと金額が動くものは、下書きまでで止めて人が承認します。設定ファイルの禁止リストに書けば、機械的に止まります。

Q. 7つを全部入れるのにどれくらいかかるか

2か月を目安にしてください。1週間に1事例が上限です。Saixが実際に試して分かったのは、複数を同時に作ると、AI側がどの手順を使うか迷い始めることです。まず毎朝の通知を定常運用に乗せ、次にフォルダの置き方を決め、それから売上に直結するものを乗せる順番が最短です。

Q. CLAUDE.mdに書くことと、毎回の指示に書くことの違いは何か

何度も繰り返すものがCLAUDE.md、その回だけのものが指示です。会社の前提(業種・決算月)、禁止事項(送信しない・消さない)、文章の書き方は毎回同じなのでCLAUDE.mdに書きます。「A社の提案書を8ページで」はその回だけなので指示に書きます。迷ったら「3回同じことを書いたか」で判断してください。3回書いたものはCLAUDE.mdに移す時期です。

Q. 1人の会社でも効果はあるか

あります。むしろ人手が無い会社のほうが変化が大きくなります。請求書の発行や競合調査のように、人を増やさないと片付かなかった仕事が、同じ時間に並行して進みます。従業員を抱える会社では、使わせる前に元データの置き場を整える工程が1つ増えます。

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自社の業務のうちAIで減らせるものを30項目で棚卸しし、任せる・半分任せる・任せないに仕分けるシート。時間とコストの見積もりまで、この1枚で決められます。

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まとめ

経営者の時間を奪っているのは判断ではなく、判断の前後にある作業です。顧客フォロー、提案書、競合調査、請求書、財務の試算。この5つはどれも、判断基準を言葉にできて、量が多い仕事です。だから最初に渡せます。

ただし、作業を1つずつ速くしても会社は変わりません。速くなった分が担当者の頭の中に残るからです。元データ・下ごしらえ・成果物の3つに分けて置き、領域ごとの役割を掛ける。この置き方を入れた時点で、個人の工夫が会社の仕組みに変わります。

次の一手は1つだけ選んでください。この記事のCLAUDE.mdをコピーしてフォルダに置き、毎朝決まった時刻に売上と現金残高が届く状態を作ることです。

それが動いたら、フォルダの3分割に進みます。置き方の詳細はABC方式のフォルダ管理に、自動で動かす7通りの方法はClaude Codeの自動化7つの方法にあります。どの業務から始めるかを一緒に決めたい場合は、無料のAI活用セッションでご相談ください。

この記事のまとめ

結論:7つの事例のうち6つは作業を速くする話で、会社を変えるのは7つ目のフォルダの置き方です。順番を逆にすると、速くなった作業が個人に残ります。

  • 先に決める2つ:判断は人・実行はAIの線引きと、業務で回すならMax以上のプラン
  • CLAUDE.mdを置く:会社の前提・禁止事項・置き場所の3つ。これが無いと毎回説明し直すことになる
  • 渡せる業務:顧客フォローの下書き、議事録からの提案書、競合の並列調査、毎朝の経営サマリー、請求書の発行、財務シナリオ3本
  • 進め方:1週間に1事例。1週目は毎朝の通知、2〜3週目で置き方、4週目から売上側

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この記事を書いた人

株式会社Saix 代表取締役社長/AIエージェント研究所 監修者・編集責任者

前職リクルートで社内のAI推進と新卒向けマニュアル制作を担当し、「やり方が人に張り付いていて、その人が抜けると現場が止まる」構造を経験。いまはClaude・Claude Codeを自社の経営とコンサルティングの実務で毎日使い、詰まった箇所とその直し方をそのまま記事にしている。これが本メディア「AIエージェント研究所」の原点。

東証プライム上場企業を含む100社以上のAI導入を支援|延べ4,000名以上にAI研修を実施|YouTube「かいちのAI大学」登録者4.8万人・累計再生270万回超|北の達人コーポレーション、メディアハウスホールディングスなど、上場企業から中小企業まで、AI研修・AI経営顧問・AIマニュアル構築支援を提供|メディア掲載複数(TechTrends、アットリビングなど)

支援先には月1,000時間超の業務削減を実現した企業もある。記事はすべて、Saixの実支援の一次情報、または公開許諾を得た支援先の実例に基づいて制作している。

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