Claude Code拡張機能のおすすめ|3つの置き場所と立場別6セット

Claude Code拡張機能のおすすめ|3つの置き場所と立場別6セット

「Claude Code 拡張機能 おすすめ」で調べる。出てくるのはVS Codeへの入れ方。別の記事ではプラグイン、また別の記事ではMCP。どれも「拡張機能」と呼ばれています。何から入れればいいのか決まらないまま、ブラウザのタブだけが増えていきます。

Claude Codeの拡張機能選びでつまずくのは、たいてい次の3点です。

  • 「拡張機能」がVS Codeの話なのか、Claude Code自身の話なのかが分からない
  • おすすめとして並ぶ名前が多すぎて、自分の仕事に要るものを選べない
  • 入れたものが安全なのか、会社で使ってよいのかを判断できない

この記事では、筆者が実際に入れて試した画面をもとに、次のことに答えます。

  • 「拡張機能」の3つの意味と、それぞれの置き場所
  • 経営者・管理職・営業・マーケティング・経理と人事・情報システムの6つの立場別セット
  • 公式の追加機能を入れる前と後で、同じ指示の答えがどう変わったか
  • 入れる前に確かめる安全面の3つ

Saix自身、Claude Codeを毎日の業務の中心に置き、VS Codeに拡張機能を39本、外部サービスとのつなぎ込みを12本、登録した手順を110本入れて使っています。作り手であり使い手でもある立場から、机上論ではなく手を動かす前提で書きます。画面は2026年10月13日に、架空の会社「株式会社AIブリッジ」の練習用フォルダで撮ったもので、社名・人名・数字はダミーです。

ここがポイント

Claude Codeの拡張機能は、VS Code・Claudeアプリ・Claude Code本体の3か所に分かれます。筆者のおすすめは「揃える派」です。ただし筆者の手元でも、登録した手順110本のうち直近30日で使ったのは39本でした。自分の立場のセットから入れ、使わないものは期限を決めて外してください。

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杉田 海地 監修者

株式会社Saix 代表取締役

杉田 海地

東証プライム上場企業含む100社以上のAI導入支援|リクルート(Indeed Japan)でHR領域のデジタルマーケティングとAI活用を経て、Claude・Claude Codeを実務で使い倒すメディア「AIエージェント研究所」を運営|YouTubeメディア「かいちのAI大学」4.8万人。

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Claude Code拡張機能とは|置き場所はVS Code・Claudeアプリ・Claude Code本体の3つ

Claude Code拡張機能の3つの置き場所

「Claude Codeの拡張機能」という言葉は、置き場所の違う3つのものを指しています。2026年10月14日にGoogleで「Claude Code 拡張機能 おすすめ」と検索し、上位9本の題名と説明文を見ると、6本はClaude Code自身に足す追加機能や手順、外部サービスとのつなぎ込みだけ、1本はVS Codeの拡張だけを扱っていました。どれを探しているかで、読むべき答えが変わります。

知りたいこと 置き場所 この記事の章
VS Codeの画面でClaude Codeを使いたい VS Code(公式拡張) 4章
Claude Codeと一緒に入れると便利な拡張を知りたい VS Code(一緒に入れる拡張) 4章
メールや予定、社内のファイルとつなぎたい Claudeアプリ(つなぎ込み) 5章
決まった作業を覚えさせたい、危ない操作を止めたい Claude Code本体 6章
自分の立場なら何を入れればいいか知りたい 3つ全部 3章

置き場所1:VS Codeには、公式のClaude Code拡張と、画面用に一緒に入れる拡張の2種類がある

VS Code(Microsoftが無料で配っている、文書やプログラムを編集するソフト)には、2種類の拡張機能があります。1つはAnthropicが出している公式の「Claude Code for VS Code」で、VS Codeの画面の中でClaude Codeと会話できるようにするものです。2026年10月13日時点の配布ページでは、インストール数は2,763万件、料金は無料と表示されています。

もう1つは、Claude Codeが作ったものを人が確かめやすくする拡張です。表を色分けして読む、文書を見たままの形で開く、ファイルの変更履歴を追う、といった用途のものです。Claude Code自体の機能は増えませんが、確かめる時間が大きく変わります。

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置き場所2:Claudeアプリでは、メールや予定とのつなぎ込みをクリックで済ませられる

ClaudeのデスクトップアプリやWeb版には、「コネクタ」と呼ばれる外部サービスとのつなぎ込みがあります。Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブなどを、画面で選んで許可すればつながります。Claude Codeの公式ドキュメント(MCPの章)では、ここでつないだものは、同じClaudeの有料プランでログインしたClaude Codeからも自動で使えると説明されています。

ブラウザの操作を任せる「Claude in Chrome」も、この置き場所の仲間です。Chromeに入れる拡張機能で、Claude Codeからページを開いたり、ボタンを押したりできるようになります。

置き場所3:Claude Code本体では、手順の登録や追加機能でAIの動きを変えられる

Claude Code本体に足すものは、公式ドキュメントでは「Claude Codeを拡張する」仕組みとしてまとめられています。この記事では、使う場面に合わせて次の4つに分けて呼びます。

  • 追加機能(プラグイン)手順や外部サービスとのつなぎ込みを、ひとまとめにした拡張のセットです。公式の一覧から選んで入れます。
  • 手順の登録(スキル)よく使う作業の手順書を、Claude Codeに覚えさせたものです。名前で呼び出せます。
  • 自動の歯止め(フック)決まった操作の直前や直後に、必ず動くチェックです。危ない操作を機械で止められます。
  • 外部サービスとのつなぎ込み(MCP)MCPは、AIと外部サービスをつなぐ共通の決まりごとです。Claudeアプリでつなげないサービスは、Claude Code側にコマンドで足します。

置き場所が違うと、入れ方も効く範囲も違います。次の章では、そもそも拡張機能をどこまで揃えるかを決めます。

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Claude Code拡張機能の揃える派・揃えない派|おすすめは揃える派、使わないものは期限を決めて外す

Claude Code拡張機能を揃えない派と揃える派の比較

拡張機能は、ほとんど入れずに素のClaude Codeで使う人と、最初からたくさん揃える人に分かれます。どちらが正しいというより考え方の違いで、どちらでも仕事は回ります。筆者のおすすめは揃える派です。

揃えない派:Claude Code本体だけで始め、困ったときに1つずつ足す

公式ドキュメントは、こちらに近い考え方です。最初から全部を設定する必要はなく、困ったことが起きたら足す順番が示されています。同じ指示を何度も打つようになったら手順を登録する、ブラウザからデータを毎回コピーしているならそのサービスとつなぐ、といった具合です。

この進め方の良さは、何が効いているのかが分かりやすいことです。入れたものが少ないので、うまく動かないときの原因も探しやすくなります。

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揃える派:画面・接続・手順を先に揃え、コピーと貼り付けの往復を消す

揃える派は、使いそうなものを先に入れておく進め方です。筆者はこちらで、VS Codeの画面が見やすくなり、Claude Codeとメール・予定・社内の資料がつながったことで、AIの返事をコピーして別の画面に貼る作業がほとんど無くなりました。

ただし、揃えたものが全部使われるわけではありません。筆者の環境を2026年10月13日に数えた結果が次の表です。

置き場所 入れている数 実際の使われ方
VS Codeの拡張機能 39本 エンジニア以外にも勧めるのは、Claude Code公式・日本語化・表の色分け・文書のプレビュー・変更履歴2本の6本。14本はプログラミング専用
外部サービスとのつなぎ込み 12本(すべて接続中) Claudeアプリでつないだもの4本、コマンドで足したもの7本、追加機能に入っていたもの1本
登録した手順(スキル) 110本 直近30日に1回以上呼ばれたのは39本。71本は一度も呼ばれていない
自動の歯止め(フック) 15本 呼ばなくても、決めた操作のたびに動く
追加機能(プラグイン) 2本 有効にしているのはSlackの1本だけ

手順の6割以上が、この30日で一度も使われていません。揃えるなら、外す基準を同時に決めておくのが条件です。筆者の手元の数字から勧められる基準は、「30日使っていないものは、残すか外すかを見直す」です。

数え方

手順の使用回数は、このパソコンのClaude Codeの会話記録から、手順が呼ばれた回数を数えたものです。別のパソコンで自動実行している分と、Codexから使った分は含んでいません。

入れすぎの害もあります。公式ドキュメントによると、登録した手順は使わないときでも名前と説明が毎回AIに読み込まれ、AIが一度に読める量を少しずつ使います。説明の似た手順が重なると、AIが正しい手順を選び損ねることがある、とも書かれています。

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Claude Code拡張機能のおすすめセット|部署・立場別6パターン

Claude Code拡張機能を入れる順番

立場ごとに、最初に入れるセットをまとめました。どの立場でも、VS Codeの公式拡張と日本語化は共通です。表の左の列から順に入れてください。名前の中身は4章から6章で画面つきで説明します。

立場 VS Code Claudeアプリ Claude Code本体
セット1 経営者 公式拡張・表の色分け Googleカレンダー・Gmail(読むだけ) 判断の選択肢を並べる手順・外へ送る操作を止める歯止め
セット2 管理職 公式拡張・文書のプレビュー Googleカレンダー・Googleドライブ 会議の記録から宿題を抜き出す手順
セット3 営業 公式拡張・文書のプレビュー Gmail(下書きまで)・Googleカレンダー 商談の準備の手順・送る前のチェックの歯止め
セット4 マーケティング 公式拡張・文書のプレビュー Googleドライブ・Notion 1本の記事から各SNSの下書きを作る手順・画面デザインの追加機能
セット5 経理・人事 公式拡張・表の色分け 会計ソフト(読むだけ) 原本を書き換えさせない歯止め・月次の数字を要約する手順
セット6 情報システム 公式拡張・変更履歴の2本・Codex Claude in Chrome 公式の追加機能(claude-code-setup)・入れてよい追加機能を絞る設定

セット1は経営者、セット2は管理職:予定・メール・資料作りをつないで判断の材料をそろえる

経営者と管理職は、自分で手を動かすより、判断の材料をそろえる場面が多い立場です。最初につなぐのは予定とメールで、Claudeアプリから「読むだけ」の許可で十分です。来週の予定と未返信のメールを並べさせるだけでも、朝の確認が1か所で済みます。

Claude Code本体には、毎週同じ形で見るものの手順を1つ登録します。筆者が直近30日で自分で呼んだ回数が2番目に多かったのは、判断の選択肢を並べて推奨を出させる手順で、19日間で45回でした。

経営者には、外へ送る操作を止める歯止めも勧めます。メールとつないだ状態で、AIが自分の判断で送信できるままにしないためです。

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セット3は営業、セット4はマーケティング:顧客とのやり取りと発信の下書きを1か所で回す

営業はメールと予定、マーケティングは資料の置き場と文書をつなぎます。営業のメールは「下書きまで」に絞り、送るのは人が最後に押す形にしてください。送る前のチェックを歯止めにしておくと、宛先や添付の取り違えを機械で止められます。

VS Codeでは、文書を見たままの形で開く拡張が役に立ちます。Claude Codeが作るメール文やSNS投稿の下書きは、Markdown(見出しや箇条書きを記号で書く文書の形式)で出てくることが多く、記号のままでは読みにくいためです。

マーケティングには、画面のデザインを整える公式の追加機能「frontend-design」も候補に入ります。ただし6章で書くとおり、入れただけでは呼ばれないことがあります。

セット5は経理・人事、セット6は情報システム:表の確認と社内の決まりを守る仕組みを先に入れる

経理と人事は、表を扱う時間が長い立場です。VS Codeには、表を列ごとに色分けする拡張を入れます。会計ソフトとのつなぎ込みは、最初は読むだけにしてください。原本のファイルを書き換えさせない歯止めも、この2部署から入れるのがおすすめです。実際に止まる画面は6章で見せます。

情報システムの担当者は、ほかの人のセットを決める立場です。VS Codeには変更履歴を追う2本と、OpenAIのAI「Codex」の拡張も並べます。筆者の会社では、Claude Codeが作ったものの点検役にCodexを使っています。別の会社のAIに見せると、同じAIでは気づかない指摘が出るためです。会社全体に配るときは、7章の「入れてよい追加機能を絞る設定」も使えます。

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Claude Code拡張機能のおすすめ【VS Code】|公式拡張と、一緒に入れる4種類

VS Codeで一緒に入れる拡張機能の選び方

公式拡張の始め方:VS Codeの拡張機能画面でClaude Codeを検索して追加し、3分ほどで使い始める

公式拡張は、VS Codeの左側にある拡張機能の画面で「Claude Code」と検索し、提供元がAnthropicのものを入れます。提供元の名前に認証済みの印が付いた「Anthropic」を選び、似た名前の別の拡張と間違えないでください。

Claude Code for VS Codeの配布ページ
公式拡張の配布ページ(2026年10月13日時点)。提供元はAnthropic、料金は無料、必要なVS Codeの版は1.98.0以上と書かれている

入れたら、エディタの右上に出るClaudeのボタンを押すと、VS Codeの画面の中でClaude Codeと会話できます。Claudeの有料プランのアカウントでログインして使います。

VS Codeの中で開いたClaude Codeの画面
VS Codeの右側に開いたClaude Codeの画面(練習用フォルダで撮影)。タブの並びの右端にあるClaudeのマークから開く

入れ方の細かい手順と、動かないときの直し方はClaude CodeをVS Codeで動かす手順にまとめています。

一緒に入れる4種類は次のとおりです。どれも筆者が毎日の作業で使っているものです。

何が楽になるか 拡張機能の名前 筆者の環境
VS Codeの画面を日本語にする Japanese Language Pack(Microsoft) 入れている
表を列ごとに色分けして読む Rainbow CSV 入れている
文書を見たままの形で開く Markdown Preview Enhanced 入れている
誰がいつ何を変えたかを見る GitLens・Git Graph 両方入れている

4種類とも、Claude Code自体の機能は増やしません。Claude Codeが作った表・文書・変更を、人が確かめる時間を短くするためのものです。変更履歴の2つは、Git(ファイルの変更履歴を残す仕組み)を使っているフォルダで効きます。

揃える派の追加:Codexを並べる。筆者はさらに、OpenAIのCodexの拡張も入れて、Claude Codeと並べています。Claude Codeに作らせたものを、Codexに点検させるためです。2つのAIを行き来するので、エンジニア以外の方は、まずClaude Code1本で慣れてから足してください。

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Claude Code拡張機能のおすすめ【Claudeアプリ】|メール・予定・ファイルの接続(Claudeの有料プランでログインしたClaude Codeでも使用可)

Claudeアプリでつないだものが Claude Codeに届く道

Claudeアプリのつなぎ込みは、設定の画面から外部サービスを選び、許可すれば使えます。ここでつないだものは、Claude Codeからもそのまま使えます。Claude Codeで「/mcp」と打つと、つないでいる外部サービスの一覧が出ます。筆者の環境でも、Claudeアプリでつないだものが「claude.ai」の見出しの下に並んでいました。

Claude Codeの接続一覧にClaudeアプリでつないだサービスが並ぶ画面
Claude Codeの接続一覧(/mcp)。Claudeアプリでつないだものは「claude.ai」の下に出る。実際の画面の文字を取得して再現し、一部の行は省いた

条件が1つあります。公式ドキュメントによると、Claudeの有料プランのアカウントでClaude Codeにログインしている場合に限られます。APIキー(サービスを使うための合言葉の文字列)でClaude Codeを動かしている場合は、使えません。TeamとEnterpriseのプランでは、つなぎ込みを足せるのは管理者だけです。

許可が切れたつなぎ込みは、この一覧から選べば、Claude Codeの中で許可し直せます。

おすすめのつなぎ込みは、3章のセットのとおり、予定・メール・ファイルの置き場の3つから始めます。最初は「読むだけ」に絞るのが筆者の方針です。メールの送信や予定の作成まで許すのは、使い慣れてからで遅くありません。

ブラウザの操作を任せたいときは、Chromeの拡張機能「Claude in Chrome」を入れます。上の一覧でも「claude-in-chrome」として最初から並んでいます。筆者の会社では、人が画面を見ながら進める申請や手続きに使っています。

つながらないときに見るところ

この記事の撮影中も、Claude in Chromeが「つながっていない」と表示されました。ChromeとClaude Codeで、ログインしているClaudeのアカウントが同じかを確かめます。アカウントを切り替えた直後は、Chromeを一度完全に終了してから起動し直すと直ることがあります。ウィンドウを閉じるだけでは足りません。

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Claude Code拡張機能のおすすめ【Claude Code本体】|公式の追加機能(プラグイン)1つと、毎日使う手順の登録

公式の追加機能を入れて試した結果

Claude Code本体の追加機能は、Claude Codeで「/plugin」と打つと一覧で探せます。2026年10月13日時点では全部で3,340件が並び、そのうちAnthropic公式の提供元(claude-plugins-official)に載っているのは311件でした。入れた数が多い順の先頭は、画面デザインを整える「frontend-design」で、130万件でした。

Claude Codeの追加機能の一覧画面
「/plugin」で開く追加機能の一覧。入れた数の多い順に並ぶ。実際の画面の文字を取得して再現

気になるものを選ぶと、入れる範囲を3つから選ぶ画面になります。「自分だけ(すべてのフォルダ)」「このフォルダを使う全員」「自分だけ・このフォルダだけ」です。試すときは3つ目を選ぶと、ほかの作業に影響しません。

追加機能を入れる範囲を選ぶ画面
入れる範囲の選択。いちばん下の「in this repo only (local scope)」が、自分だけ・このフォルダだけ

筆者の環境では、この画面から入れようとすると取得の途中で止まり、2回続けて失敗しました。そのときは、練習用フォルダでターミナルに次のコマンドを打つと入りました。

claude plugin install claude-code-setup@claude-plugins-official --scope local

試したこと:公式の追加機能を1つ入れて、入れる前と後で同じ指示の出力を比べる

試したのは、公式の追加機能「claude-code-setup」です。フォルダの中を読んで、合う自動化や手順をすすめてくれるものです。練習用フォルダで、次の指示を出しました。

このフォルダ(架空の会社の業務フォルダ)に合う、Claude Codeの拡張のおすすめを教えてください。自動の歯止め・登録しておく手順・外部サービスとの接続を、それぞれ3つずつ。ファイルは作らず、ここに表で答えてください。

入れる前は28秒で、3種類×3つの表が返ってきました。すでにある仕組みを読んだうえで、まだ無いものを選んでいます。

追加機能を入れる前のおすすめの答え
入れる前の答え(表の一部)。実際の画面の文字を取得して再現

入れた後、新しい会話で同じ指示を出しました。34秒で、ほぼ同じ形の表が返ってきました。会話の記録を確かめると、入れた追加機能は一度も呼ばれていませんでした。

追加機能を入れた後に同じ指示を出した答え
入れた後の答え(表の一部)。入れる前とほぼ同じ形

そこで、追加機能の名前を指示の先頭に付けて呼びました。

/claude-code-setup:claude-automation-recommender このフォルダ(架空の会社の業務フォルダ)に合うClaude Codeの拡張をおすすめしてください。ファイルは作らず、ここに答えてください。

今度は43秒で、中身がはっきり変わりました。自動の歯止め・分担役(サブエージェント:調べものなどを別のAIに任せる仕組み)・手順・つなぎ込み・追加機能の5種類に分けたうえで、「ルールに書いてあるのに、機械では止めていないところを埋めるのが一番効く」と優先順位を付けてきました。新しい追加機能については「入れる必要はほぼない」とまで書いています。

名前で呼んだ追加機能の答え(前半)
名前で呼んだときの答えの前半。いまある仕組みを数えたうえで、優先する歯止めから並べている
名前で呼んだ追加機能の答え(後半)
後半。手順・つなぎ込み・追加機能と、入れる順番まで出ている

同じことは、画面デザインの追加機能でも起きました。frontend-designを入れた状態で、練習用フォルダのウェビナーの申込状況を1枚にまとめさせたところ、Claude Codeが自分で呼んだのは、最初から入っているグラフ作りの機能でした。frontend-designは、会話の記録でも一度も呼ばれていません。

Claude Codeが途中で許可を求めた画面
frontend-designを入れた状態での途中の確認。呼ばれたのは最初から入っているグラフ作りの機能(dataviz)で、フォルダを読んでよいかを聞いてきた

参考までに、追加機能を入れる前に同じ指示で作らせたものが次の画面です。最初から入っている機能だけでも、2分29秒で、件数のタイルと4つのグラフが入った1枚ができました。

申込状況のダッシュボードを作らせる指示
指示。架空の申込一覧から、グラフ入りの1枚を作らせた
Claude Codeが作った申込状況のダッシュボード
できあがったダッシュボード(データは架空)

公式ドキュメントにも、説明が似た手順が重なるとAIが選び損ねることがあり、確実に使わせたいときは名前で呼ぶようにと書かれています。追加機能は、入れた日に1回名前で呼んで、何が変わるかを見るのがおすすめです。

追加機能の次に、毎日使う手順を登録します。筆者が直近30日でいちばん多く自分で呼んだ手順は、Claude Codeが取りまとめ役になり、CodexとGrokという別の会社のAIに同じものを点検させる手順で、23日間で143回でした。手順にする候補は、同じ指示を3回打ったものです。公式ドキュメントでも、同じ手順を3回目に貼ったら手順として登録する、という目安が示されています。

最後に、機械で止める仕組みです。ここでは手軽な許可の設定(拒否のルール)で試しました。練習用フォルダでは、原本を置くフォルダへの書き込みを設定で禁止しています。AIに「テストなので原本に1行足して」と頼むと、書き込む前に止まり、ファイルは変わりませんでした。

原本への書き込みが設定で止められた画面
原本への1行追加を頼んだところ。「denied by your permission settings(設定で拒否された)」と出て、書き込む前に止まった

歯止めは、ルールを文章で書くのとは別物です。公式ドキュメントも、「このファイルは編集しない」といった指示を文章で書くのはお願いであって保証ではなく、毎回守らせたいなら歯止めにするように、と書いています。設定の書き方はClaude Codeの自動化7つの方法でも紹介しています。

自社の場合はいくらになるのか、この機会に出してみてください。削減できる時間と金額を、業務ごとに算出します。

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Claude Code拡張機能の安全性|入れる前に確かめる3つ

Claude Code拡張機能を入れる前の3つの確認

拡張機能を入れるときに一番気をつけたいのは、Claude Code本体の追加機能です。公式ドキュメント(追加機能の安全性の章)は、追加機能が使う人と同じ権限で、任意のプログラムを動かせると書いています。

確認1:提供元を見る。公式の一覧に載っていても、中身まで検証済みとは限らない

追加機能の詳しい画面には、入れる前に必ず注意書きが出ます。「Anthropicは追加機能に含まれる外部サービスとのつなぎ込みやファイルを管理しておらず、意図どおり動くか、変更されないかを確かめられない」という趣旨です。

追加機能を入れる前に出る注意書き
追加機能の詳しい画面。黄色の注意書きは、どの提供元の追加機能でも同じ文面で出る

提供元の一覧は、名前で3段階に分かれます。Anthropic公式、コミュニティ、それ以外の第三者です。公式の名前は、Anthropicが管理する場所から配られている場合しか使えない仕組みです。ただし、公式の一覧に載っていることは、中身を保証するものではありません。VS Codeの拡張機能も同じで、提供元の名前に認証済みの印があるかを見ます。

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確認2:できることを見る。書き込みや実行ができる拡張は、使う人と同じ権限で動く

Claude Codeの許可の設定や、作業を囲い込む仕組み(サンドボックス)が効くのは、Claudeが行う操作に対してだけです。追加機能に入っている自動の歯止めや、つなぎ込みの処理は、その外で、使う人のパソコンの権限のまま動きます。

確かめ方は、詳しい画面の「Will install(入るもの)」の欄を読むことです。歯止めやつなぎ込みが入っている追加機能は、配布元のページで中身を読むか、詳しい人に見てもらってから入れてください。自動で更新される設定だと、読んだ後に中身が変わることもあります。つなぎ込みも同じ考え方で、最初は読むだけの許可から始めます。

確認3:会社で配るなら、管理者が入れてよい拡張を絞れる

会社で使う場合、管理者は管理用の設定で、入れてよい追加機能の提供元を許可リストで絞れます。Claudeの組織の管理画面(Organization settings > Claude Code > Managed settings)から配ることもでき、社員の側では上書きできません。

決めておくことは3つです。どの提供元を許すか、最初から全員に入れておく追加機能はどれか、社員が自分で追加機能を読み込む抜け道を閉じるか、です。入力した情報の扱いはClaudeに入力した情報を学習させない設定で確かめられます。

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Claude Code拡張機能のよくある質問|料金・入れる数・外し方を3問で解決

Q. 拡張機能を入れるとお金はかかりますか

VS Codeの公式拡張は、配布ページで無料と表示されています(2026年10月13日時点)。ただしClaude Code自体は、Claudeの有料プランか、使った分だけ払う契約で使うものです。つなぐ先のサービス(会計ソフトなど)には、それぞれの契約が要ります。また、拡張機能でAIに任せる作業が増えるほど、プランの利用枠の減りは早くなります。

Q. いくつまで入れて大丈夫ですか

公式ドキュメントは本数ではなく、入れるほどAIが一度に読める量を使い、選び損ねも増えると説明しています。Claude Codeで「/context」と打つと、何がどれだけ読み込まれているかを確かめられます。筆者の手元では、手順110本のうち30日で使ったのは39本でした。本数を気にするより、30日使っていないものを見直す方が効きます。

Q. 入れた拡張機能はどうやって外しますか

VS Codeは、拡張機能の画面で「アンインストール」を押します。Claude Codeの追加機能は、「/plugin」の「Installed」から外すか、ターミナルで「claude plugin uninstall 名前」と打ちます。Claudeアプリのつなぎ込みは、アプリの設定の画面から外します。Claude Code側で特定のフォルダだけ止めたいときは、「/mcp」の一覧から切り替えられます。

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Claude Code拡張機能のおすすめまとめ|立場別セットを1つ選んで入れる

Claude Codeの拡張機能は、VS Code・Claudeアプリ・Claude Code本体の3か所に分かれます。VS Codeは見やすさ、Claudeアプリはつなぎ込み、Claude Code本体は手順と歯止め、と役割も違います。

筆者のおすすめは揃える派です。揃えたことで、AIの返事を別の画面にコピーする作業がほとんど無くなりました。一方で、手順の6割は30日使っておらず、追加機能は入れただけでは呼ばれないこともありました。揃えるときは、外す基準と、名前で呼んで確かめる手間をセットにしてください。

明日やることは1つです。3章の表から自分の立場のセットを選び、左の列のVS Codeの公式拡張から入れてみてください。

この記事のまとめ

結論:Claude Codeの拡張機能は3か所。揃える派をすすめるが、使わないものは期限を決めて外す。

  • 置き場所:VS Code(公式拡張と画面用の拡張)・Claudeアプリ(つなぎ込み)・Claude Code本体(追加機能・手順・歯止め)
  • 揃え方:筆者の手元では手順110本のうち30日で使ったのは39本。30日使わないものは見直す
  • 立場別:経営者・管理職・営業・マーケティング・経理と人事・情報システムの6セット
  • 試した結果:練習用フォルダで入れた公式の追加機能2つは、どちらも入れただけでは呼ばれなかった。1つを名前で呼ぶと答えが変わった
  • 安全性:提供元・できること・会社の許可リストの3つを入れる前に確かめる

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この記事を書いた人

株式会社Saix 代表取締役社長/AIエージェント研究所 監修者・編集責任者

前職リクルートで社内のAI推進と新卒向けマニュアル制作を担当し、「やり方が人に張り付いていて、その人が抜けると現場が止まる」構造を経験。いまはClaude・Claude Codeを自社の経営とコンサルティングの実務で毎日使い、詰まった箇所とその直し方をそのまま記事にしている。これが本メディア「AIエージェント研究所」の原点。

東証プライム上場企業を含む100社以上のAI導入を支援|延べ4,000名以上にAI研修を実施|YouTube「かいちのAI大学」登録者4.8万人・累計再生270万回超|北の達人コーポレーション、メディアハウスホールディングスなど、上場企業から中小企業まで、AI研修・AI経営顧問・AIマニュアル構築支援を提供|メディア掲載複数(TechTrends、アットリビングなど)

支援先には月1,000時間超の業務削減を実現した企業もある。記事はすべて、Saixの実支援の一次情報、または公開許諾を得た支援先の実例に基づいて制作している。

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