Claude Codeのサブエージェント|何を分担させ、どこで失敗するか

Claude Codeのサブエージェント|何を分担させ、どこで失敗するか

「このリサーチ、3社ぶん同時に走らせられませんか」。夜の10時。画面のなかでAIが1社目を調べ終え、2社目に移る。3社目が終わるのは1時間後。その間、手元では何も進みません。競合を3社ぶん調べるために、待つだけの時間が毎週積み上がっていきます。

並列にすればよい、とは分かっています。分からないのは、どこまで任せると手に負えなくなるかのほうです。

サブエージェント(本体とは別に立ち上がり、任された作業だけをこなす分身のAI)でつまずくのは、たいてい次の3点です。

  • どの仕事を渡してよいのか、切り分けの基準が決まらない
  • 数を増やしたのに、かえって終わるのが遅くなる
  • 勝手にファイルを書き換えられそうで、任せる範囲を決めきれない

この記事では、公式ドキュメントに公開されている既定値と、Saixが自社の実務で回している運用だけを使って、次のことに答えます。

  • 手元の会話に残す仕事と、分身へ渡す仕事の分け方
  • 1体つくって呼び出すまでの3ステップと、設定ファイルの中身
  • 書き込みをさせない線引きと、その設定を書く場所
  • 数を増やしたときに最初に起きる不具合と、その直し方

Saix自身、経営・営業・採用・財務の実務をClaude Codeで回しています。競合4社のベンチマーク調査も、分身を同時に走らせて作りました。その画面は自社のYouTubeで公開しています。作り手であり日々の利用者でもある立場から、机上論ではなく手を動かす前提で書きます。

ここがポイント

分け方の基準は「途中で相談が要るかどうか」の一点です。相談が要らない調べ物は分身へ、判断が割り込む仕事は手元に残す。そのうえで、渡す分身からは書き込みの道具を外しておく。暴走を止めるのは注意の徹底ではなく、道具を渡さないことです。この2つを決めれば、並列化は事故になりません。

Claude Codeを使いこなしたいあなたへ

こんなお悩みはありませんか?

  • 動かせてはいるが、毎回同じ説明を打ち直している
  • どこまで任せてよいのか、線引きが自分の中でも決まっていない
  • 便利そうな機能が多すぎて、どれから手を付けるか決められない
任せる仕事を決めないまま契約だけ続くと、更新日が来ても「何が変わったか」を誰も説明できません。使っている実感だけが残り、成果は測れないままです。

SaixのClaude業務棚卸しシートで、いまの業務を「任せる/半分任せる/任せない」に仕分けできます。どこから渡すかが1枚で決まります。

\ 機能を覚える前に、渡す仕事を決める /

業務棚卸しシートを受け取る →

資料ダウンロード・無料相談も受け付けています

杉田 海地 監修者

株式会社Saix 代表取締役

杉田 海地

東証プライム上場企業含む100社以上のAI導入支援|リクルートでのAI推進を経て、Claude・Claude Codeを実務で使い倒すメディア「AIエージェント研究所」を運営|YouTubeメディア「かいちのAI大学」4.8万人。

AI活用無料セッションに申し込む →

目次

あなたの会社がAIを使うと、年間いくら経費を削減できるのか。3分で自社の数字を出せます。

会社のホームページのURLを入れるだけで、削減できる時間と、それを人件費に換算した金額がその場でわかります。入力は5つだけ、3分で終わります。費用はかかりません。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、まず自社の金額を出してみてください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

サブエージェントの前提|追加料金はかからず、既定で20体まで同時に走る

サブエージェントの前提(置き場所・同時20体・入れ子3層)

対象はターミナル(黒い画面に文字で指示を打つ道具)で動くClaude Codeです。ブラウザで使うチャット版のClaudeには、この機能はありません。

追加料金はかかりません。契約しているプランの使用量をそのまま消費します。ただし分身は1体ごとに自前の作業領域を持つため、トークン(AIが読み書きする文字を数える単位)の消費は増えます。

数の上限も既定で決まっています。同時に走らせられるのは20体まで、入れ子にできるのは本体から3層までです。どちらも設定で変えられます。値の出どころはAnthropicの公式ドキュメント「Create custom subagents」で、本記事は2026年9月時点の記載にもとづきます。

無料ダウンロード資料|PDF・全21ページ

Claude業務棚卸しシート

自社の業務のうちAIで減らせるものを30項目で棚卸しし、任せる・半分任せる・任せないに仕分けるシート。時間とコストの見積もりまで、この1枚で決められます。

資料を無料で受け取る →

フォーム送信後、ご入力のメールアドレス宛にダウンロードURLをお送りします。

分担の決め方|1体に1つの調べ物、往復が要る仕事は手元に残す

手元に残す仕事と分身へ渡す仕事の分け方

公式ドキュメントは、分身に向く仕事を3つ挙げています。出力が大量で手元に残す必要がないもの。道具や権限を絞りたいもの。自己完結していて要約だけ返せばよいもの。

共通しているのは、途中で人に聞かなくても最後まで進む仕事だという点です。調べ物・読み込み・検証は、たいていここに入ります。

逆に手元の会話に残すべきなのは、何度も往復して詰める仕事です。計画・実装・検証が同じ前提を共有する仕事も、渡すと前提が抜け落ちます。分身は会話の履歴を引き継がず、毎回まっさらな状態から始まるからです。

結果が戻るまでの時間も違います。手元の会話はすでに読んだ資料を覚えていますが、分身はそこから集め直します。1行直すだけの用事を渡すと、かえって待たされます。

渡してよい仕事:調べ物・読み込み・検証など、結果が1枚の要約に畳めるもの

Saixが実際にやっているのは、競合4社のベンチマーク調査です。1社につき1体を割り当て、公開されている決算資料まで読ませて、最後に1枚の比較資料へまとめさせています。4社ぶんの読み込みは、1社も手元の会話に入ってきません。

戻ってくるのは各社の要点だけです。分身は自前の作業領域で調べ、そこに大量の中身を置いたまま、結論だけを渡して消えます。

ここで効くのは「速さ」ではなく「待たなくてよくなること」です。会議をしている裏で4体が走り、会議が終わる頃には比較が出ている。処理そのものが速くなったわけではありません。

この内容を自社に当てはめたい方は、無料のAI活用セッションで相談することもできます。

手元に残す仕事:金額の決定・送信・公開など、人が最後にボタンを押すもの

候補を100通り出すのはAIが速い。そこから1つを選び、磨いて外に出すのは人の仕事です。この線を引かずに並列化すると、確認していないものが増えるだけで終わります。

もう1つ、目安があります。その仕事の途中で「どっちにしますか」と聞かれる可能性があるなら、渡さない。分身は基本的に背後で走るため、途中の相談が届きにくくなります。

金属加工の現場を持つ製造業の会社で、見積の下調べを分身に任せた例があります。材料の相場を集めるところまでは走り切りましたが、どの材質を前提にするかは最後まで人が決めています。ここを渡すと、根拠の違う見積が静かに混ざります。

ここまでの内容を自社に当てはめると、年間どれくらいの経費が減るのか。会社のURLを入れるだけで、その場で試算できます。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックすると、入力から3分でその場に金額が出ます。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

3ステップで1体つくる|設定ファイル1枚と、道具を絞る2行

分身を1体つくって呼び出すまでの3ステップ

作り方はファイル1枚です。手で書いてもよいですし、Claude Code自身に書かせることもできます。最初の1体は、自分で書くより書かせたほうが早く動きます。

ステップ1:渡す仕事を1つだけ切り出し、返してほしい形まで決める

何を「毎週やっていて、途中で相談が発生しない作業」を1つ選びます。いきなり5つ作らないでください。理由は後述します。

あわせて、返してほしい形も先に決めます。表1枚なのか、10行の要約なのか。ここが曖昧なままだと、分身は調べたこと全部を報告してきます。

どうやって次のようにClaude Codeへ話しかけると、その場で設計を詰めてくれます。

競合を1社ずつ調べる担当を1体つくりたい。
公式サイトと公開資料だけを見て、数字には必ず出典のURLを付けて、
最後に10行以内でまとめて返す形にしてください。
ファイルは手元の全プロジェクトで使える場所に置いてください。

関連資料:「Claude業務棚卸しシート」(PDF・無料)を配布しています。

ステップ2:設定ファイルを書き、上の枠に5項目、下に指示文を置く

設定ファイルの置き場所は2か所です。手元の全プロジェクトで使うなら「ホーム直下の agents フォルダ」、そのプロジェクトだけで使うなら「プロジェクト直下の agents フォルダ」に置きます。同じ名前があればプロジェクト側が優先されます。

設定ファイルはMarkdown(見出しや箇条書きを記号で表す、軽い文書の書き方)で書きます。上部の枠はYAML(設定を項目名と値の組で書く決まった書式)で、使える項目は次のとおりです。

必須は上の2つだけで、残りは書かなければ本体の設定を引き継ぎます。ただし tools は例外で、ここを省くと本体が持っている道具を全部引き継ぎます。

項目 必須 何を書くか 迷ったときの初期値
name 必須 呼び出すときの名前。小文字と記号のハイフンだけ 仕事の内容をそのまま英語で
description 必須 どんなときにこの分身へ回すか。本体はここを読んで振り分ける 1〜2行に収める
tools 任意 使わせる道具。書かなければ本体と同じ道具を全部引き継ぐ 読み取り系だけを明記する
model 任意 どのモデルに担当させるか 調べ物なら軽いモデル
permissionMode 任意 許可の確認をどう出すか。未指定なら本体の設定を引き継ぐ 最初は未指定でよい

実際に書くとこの程度の分量です。枠の下は、その分身への指示文をふつうの日本語で書きます。英語で書く必要はありません。

---
name: competitor-research
description: 指定された1社だけを調べて要点を返す。競合調査のときに使う
tools: Read, Grep, Glob, WebFetch, WebSearch
model: haiku
---
1社につき1体で動く調査担当。公式サイトと公開資料だけを見る。
数字には必ず出典のURLを添える。推測は書かない。
最後に、分かったことを10行以内でまとめて返す。

ステップ3:名前で呼び出し、同時に走らせるときは担当を番号で割り振る

呼び出し方は3通りあります。文章のなかで名前を出す、記号のアットマークで指名する、起動時の指定でその会話ごと専任にする。確実に使わせたいときは、アットマークでの指名が一番外れません。

名前を出すだけの言い方では、本体が「今回は自分でやったほうが早い」と判断して使わないことがあります。テストのうちは指名で固定してください。

同時に走らせるときは、担当を番号で割り振るのが早いです。Saixで使っている言い方はこれで、社名の部分を入れ替えるだけで毎回動きます。

サブエージェントを3体出して、1はA社、2はB社、3はC社を担当してください。
それぞれに調査担当を割り当てて、同時並列で調べてください。
終わったら3社を1枚の比較表にまとめてください。

本体が自動で振り分けるかどうかは、description の書き方で決まります。「どんなときに呼ぶか」を具体的に書くほど、指名しなくても回るようになります。

ゴール:名前を呼んだときに、画面の下に分身の行が増え、本体の会話に調査結果ではなく短い要約だけが戻ってくる状態になっていればOKです

無料・オンライン

ここまでの内容を、自社の業務に当てはめて整理しませんか

経営者向けのAI活用セッションで、どの業務から・どのAIで・どう進めるかを、実際の業務内容を伺いながらその場で整理します。売り込みはしません。費用はかかりません。

無料セッションの日程を見る →

任せる範囲の線引き|読み取りはAI、書き込みは人が押す

読み取りはAI、書き込みは人という線引き

暴走を止める方法は、注意を徹底することではありません。道具を渡さなければ、その操作は物理的に起こりません。設定ファイルの tools に読み取り系だけを書けば、その分身に書き換えの手段は存在しなくなります。

Saixが財務の実務で使っている線引きは、そのまま他の業務にも当てはまります。読み取りはAIに全部渡し、書き込みは人が押す。この1行に収まります。

任せてよい 絶対に任せない 理由
数字や資料を読む 振込・支払いの実行 お金が動く操作は取り消せない
読んだ内容を要約する 記録の登録・修正 誤りが残り、後から追えなくなる
条件を変えて試算する 採用・投資の最終決定 責任を負えるのは人だけ
来月の打ち手の候補を並べる 社外への送信・公開 相手に届いたものは戻せない

表の右側は、将来AIができるようになってもやらせない、と決めている欄です。できるかどうかではなく、間違ったときに取り返せるかどうかで分けています。

Claude Codeに最初から入っている調査用の分身は、この考え方で作られています。ファイルを探して読むための分身には、書き込みと編集の道具が最初から渡されていません。自作するときも同じ形を真似れば十分です。

逆に、道具を絞らずに立てた分身は、本体と同じことが全部できます。読ませるつもりで作ったのに、途中で「ついでに直しておきました」と書き換えられる。これが起きる原因は、ほぼ tools の書き忘れです。

許可の出し方も分身ごとに変えられます。毎回確認を出す、編集だけ自動で通す、読むこと以外させない。設定の置き場所と、組織全体へ同じ値を配る方法は公式の権限管理ドキュメントにまとまっています。

なお、本体が確認を飛ばす設定で動いている場合、分身側で厳しくしても本体の設定が優先されます。緩い設定は上から降りてくる、と覚えておいてください。

見落としがちな視点

分身を増やす価値は、処理が速くなることではありません。走らせたまま別の仕事へ移れることです。遅いという理由で並列化をあきらめている場合、比べる相手を間違えています。基準は「終わるまでの時間」ではなく「手が止まっている時間」です。

無料ダウンロード資料|PDF・全21ページ

Claude業務棚卸しシート

自社の業務のうちAIで減らせるものを30項目で棚卸しし、任せる・半分任せる・任せないに仕分けるシート。時間とコストの見積もりまで、この1枚で決められます。

資料を無料で受け取る →

フォーム送信後、ご入力のメールアドレス宛にダウンロードURLをお送りします。

詰まりどころ|増やすほど遅くなる5つの落とし穴

分身を増やすと遅くなる5つの落とし穴

ここからはSaixが実際に踏んだものと、公式ドキュメントに書かれている制限です。並列化でつまずく原因は、ほぼこの5つに収まります。

落とし穴1:一気に5体そろえて、どれを使うか本体が迷い始めた

Saixが最初にやった失敗です。まとめて立ち上げた結果、本体がどれに回すべきか判断できなくなりました。結局いくつか消すことになり、1体ずつ実装し直しています。

汎用的な分身を並べても使われません。1つの仕事に対して1体、動くことを確かめてから次へ進む。この順番を崩さないでください。

週に1体で十分です。2か月あれば8体そろいます。1体ずつ足すやり方の利点は、遅くなった原因がその1体だと分かることです。

この内容を自社に当てはめたい方は、無料のAI活用セッションで相談することもできます。

落とし穴2:説明文を丁寧に書きすぎて、起動時に警告が出た

本体は各分身の description を読んで振り分けます。つまり全部の説明文が常に読み込まれています。合計が15,000トークンを超えると、起動時に警告が出ます。

対策は簡単です。説明文は「どんなときに呼ぶか」だけにして、細かい手順は枠の下の指示文へ移します。指示文はその分身が動くときにしか読み込まれません。

落とし穴3:結果を全部持ち帰らせて、本体の作業領域が先に埋まった

分身を使う利点は、大量の出力を手元に持ち込まずに済むことです。ところが「調べたことを全部報告して」と指示すると、その利点が消えます。

返してほしい形を最初に決めて、指示文へ書き込んでください。「10行以内」「表1枚」のような上限が効きます。

3店舗を運営する飲食業の会社で、日ごとの売上明細をそのまま報告させた例があります。読み切れない量が本体へ流れ込み、肝心の「どの店が落ちたか」が埋もれました。

調べた中身そのものが後で要るなら、報告させるのではなくファイルへ書かせます。本体には置き場所だけを返してもらう形にすると、手元は軽いままです。

落とし穴4:前の結果が要る仕事を並列にして、片方が空振りした

同時並列が効くのは、互いに独立した調べ物だけです。前段の結果を使う仕事は、順番に渡します。「Aで洗い出してから、Bで直して」と1文で指示すれば、本体が順に回します。

判断が付きにくいときは、その2つを別々の人に同時に頼めるかを考えてください。人に同時に頼めない仕事は、分身にも同時に頼めません。

落とし穴5:同時に20体を超えて、追加の呼び出しが止まった

既定では、20体が走っている状態でもう1体を呼ぶと失敗します。画面には英語で「Concurrent subagent limit reached」と出ます。走っている分身が減れば、また呼べるようになります。

上限は設定で変えられます。ただし増やす前に、そこまでの数が本当に要るかを疑ってください。20体を同時に動かして全部の結果を読める人は、ほとんどいません。

入れ子にも制限があります。分身が自分の分身を呼ぶのは既定で3層まで。それ以上は呼び出しの道具そのものが外れ、その階層で自分でやって結果を返します。

自社の場合はいくらになるのか、この機会に出してみてください。削減できる時間と金額を、業務ごとに算出します。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、AIで浮く金額を先に確認してください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

会社で使うときの注意|既定値を1人の手元で決めない

会社で使うときに先に決める3つの既定値

設定ファイルは個人の手元にも置けます。会社で標準を配るなら、各自のホーム直下ではなくプロジェクト直下の agents フォルダへ置いてください。同じ名前があればプロジェクト側が優先されるので、各自が道具を絞らずに作った同名の分身も、こちらの1枚で上書きできます。

そのうえで先に決めるのは3つです。1つ目は標準の tools 行です。「Read, Grep, Glob, WebFetch, WebSearch」の1行を、社内のコピー元として1か所に置きます。

2つ目は機密の置き場所です。鍵や契約の原本は、分身が読みに行けるフォルダへ置きません。

3つ目は足すときの窓口。分身を1体増やすとき、tools 行を誰が見るかを決めておきます。人によって権限がばらつくと、事故が起きた場所を後から特定できなくなります。

この3つは導入の初日に決めるのが一番安く済みます。事故の型をまとめて知りたい場合は、一晩で取り返しがつかなくなる操作の一覧を先に読んでください。

無料ダウンロード

分身へ渡せる仕事が、社内にいくつあるかを数える

「毎週やっていて、途中で相談が発生しない作業」を洗い出すためのシートを無料で配布しています。部署ごとに書き込めば、最初に1体つくるべき仕事がその場で決まります。オンラインでそのまま受け取れます。

Claude業務棚卸しシートを受け取る →

よくある質問

Q. 分身を増やすと、情報漏洩のリスクは上がりますか

渡す道具を絞れば上がりません。分身が触れるのは、設定ファイルの tools に書いた道具の範囲だけです。逆に何も書かないと本体と同じ道具を全部引き継ぐため、読み取り系だけを明記する運用にしてください。鍵や契約書の置き場所を分けるのも同時に行います。

Q. 最初は何体くらいから始めるのが現実的ですか

1体です。既定では20体まで同時に走りますが、上限と適量は別の話です。Saixは一度に5つ立ち上げて本体が迷い、作り直しています。1つの仕事で成果が出てから次を足す。週に1体のペースでも、2か月で8体そろいます。

Q. 自分で作らず、最初から入っているものだけで足りますか

調べ物だけなら足ります。Claude Codeには読み取り専用の調査担当が最初から入っており、本体が必要に応じて自動で回します。自作が要るのは、同じ指示を毎回書いている作業がある場合です。その指示文をファイルへ固定した時点で、自作する価値が出ます。

無料・オンライン

ここまでの内容を、自社の業務に当てはめて整理しませんか

経営者向けのAI活用セッションで、どの業務から・どのAIで・どう進めるかを、実際の業務内容を伺いながらその場で整理します。売り込みはしません。費用はかかりません。

無料セッションの日程を見る →

まとめ

分け方の基準は1つです。途中で相談が発生しない仕事は分身へ、判断が割り込む仕事は手元に残す。速さで選ぶと必ず外れます。

数は増やすほど良くなるものではありません。5体まとめて立ち上げた側が、1体ずつ足した側に負けます。本体が迷い、説明文が場所を食い、結果が手元に流れ込むからです。

暴走を止めるのは注意ではなく、道具の取り上げです。設定ファイルに読み取り系だけを書けば、書き換えは起こりません。そのうえで、お金が動く操作と社外へ出る操作は人がボタンを押す。この2段で事故はほぼ消えます。

次の一手は、1体つくることではありません。渡せる仕事を数えることです。今週やった作業を書き出し、途中で誰かに聞いたかどうかで2つに分ける。それだけで最初の1体が決まります。

渡す前に効くのは、材料の置き場所を整えることです。入口・作業中・成果物でフォルダを割る考え方は、3つの箱で会社の情報を流す方法にまとめてあります。

分けたあとの判断そのものを相談したい場合は、経営者がAIを壁打ち相手にする使い方が近い話になります。分身に渡せる仕事を部署ごとに数える手順は、Claude業務棚卸しシートにまとめてあります。まずは1つ、今週の作業から選んでください。

この記事のまとめ

結論:相談が要らない調べ物だけを分身へ渡し、渡す分身からは書き込みの道具を外す。この2つで並列化は事故にならない。

  • 前提:追加料金なし。既定で同時20体、入れ子は3層まで
  • 分け方:往復が要る仕事は手元、自己完結する調べ物は分身へ
  • 作り方:設定ファイル1枚。必須は名前と説明の2項目だけ
  • 止め方:読み取り系だけを渡す。お金と社外への送信は人が押す

無料・オンライン・30分

AI活用の「次の一手」を、30分で具体化しませんか

経営者専用のAI活用パートナーが、御社の業務内容を伺いながら「どの業務から・どのAIで・どう進めるか」をその場で診断します。

  • 東証プライム上場企業を含む100社以上の支援実績
  • その場で診断と助言まで行います(売り込みはしません)
  • 費用はかかりません(オンライン・30分)

無料セッションを予約する →

日程を選ぶと予約が完了します(Google Meet)

Contact

AI/DXの導入に関する
ご相談・お問い合わせ

「自社にAIをどう導入すれば良いかわからない」
そのような漠然としたご相談でも大丈夫です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社Saix 代表取締役社長/AIエージェント研究所 監修者・編集責任者

前職リクルートで社内のAI推進と新卒向けマニュアル制作を担当し、「やり方が人に張り付いていて、その人が抜けると現場が止まる」構造を経験。いまはClaude・Claude Codeを自社の経営とコンサルティングの実務で毎日使い、詰まった箇所とその直し方をそのまま記事にしている。これが本メディア「AIエージェント研究所」の原点。

東証プライム上場企業を含む100社以上のAI導入を支援|延べ4,000名以上にAI研修を実施|YouTube「かいちのAI大学」登録者4.8万人・累計再生270万回超|北の達人コーポレーション、メディアハウスホールディングスなど、上場企業から中小企業まで、AI研修・AI経営顧問・AIマニュアル構築支援を提供|メディア掲載複数(TechTrends、アットリビングなど)

支援先には月1,000時間超の業務削減を実現した企業もある。記事はすべて、Saixの実支援の一次情報、または公開許諾を得た支援先の実例に基づいて制作している。

目次