AI顧問とは|頼めること・費用・契約の形

AI顧問とは|頼めること・費用・契約の形

「で、それは誰が決めるんですか」。役員会でAI活用の話が出るたび、結論が次回送りになる。試したツールの名前だけが増えていく。詳しくなるのは、実際に触った一人だけ。判断する材料は、決裁者の手元に何ひとつ残らないまま、時間だけが過ぎていきます。

「詳しい人を外から入れたほうが早い」。そこまでは全員が同意します。止まるのはその次で、誰にどんな条件で頼むのかが誰にも分かりません。

外の専門家に入ってもらいたい。ただ、何をどこまで頼めるのかが分からない。AI顧問を調べ始めた段階でつまずくのは、たいてい次の3点です。

  • 「AI顧問」と「AIコンサル」と「システム開発の外注」の違いがはっきりしない
  • 月額いくらが普通なのか、金額を公開している会社が少なく見当がつかない
  • 契約したあと、社内の誰が窓口に立つのかが決まっていない

この記事では、次のことに答えます。

  • AI顧問に頼めることと、契約しても動かないことの線引き
  • 契約の形3つと、期間・解約・出てくる人の時間の見方
  • 公式サイトを1件ずつ開いて確認した、月額の帯と契約条件の実際
  • 契約する前に社内へ用意しておく受け皿

Saix自身、社内マニュアルを70本前後までAIで作り、社員からの質問対応もAIに載せて日々運用しています。

同時に、経営者向けのAI顧問を提供する側でもあります。頼まれる側と自社で回す側の両方に立つ立場から、机上論ではなく手を動かす前提で書きます。

金額と契約条件は、AI顧問を掲げる会社の公式サイトを1件ずつ開いて確認しました。比較サイトに出ている推定額は使っていません。

ここがポイント

AI顧問は、AI活用の判断に月額で同席してもらう契約です。手を動かす作業の外注とは別物で、決めるのは社内に残ります。契約の形は月額顧問・スポット・成果連動の3つ。金額を見比べる前に「月に誰が何時間出るか」と「途中でやめられるか」を確認すると、後から揉めません。

杉田 海地 監修者

株式会社Saix 代表取締役

杉田 海地

東証プライム上場企業含む100社以上のAI導入支援|リクルートでのAI推進・新卒マニュアル制作経験を経て、Webサイト「AIマニュアル研究所」を運営|YouTubeメディア「かいちのAI大学」4.8万人。

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目次

相場を押さえた次に要るのは、自社の場合いくら減るのかという数字です。3分で出せます。

会社のホームページのURLを入れるだけで、削減できる時間と、それを人件費に換算した金額がその場でわかります。入力は5つだけ、3分で終わります。費用はかかりません。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、まず自社の金額を出してみてください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

AI顧問とは|月額で外の専門家を借り、決める場に同席してもらう契約

AI顧問は判断に同席する契約で実務の外注ではない

AI顧問とは、AI活用の判断に継続して立ち会う外部の専門家と、月額で結ぶ契約のことです。ツールの導入代行や、システムを作って納める受託開発とは別の枠になります。

位置づけが近いのは、税理士や社会保険労務士との顧問契約です。手続きの代行も含みますが、本体は判断への伴走です。AI顧問も同じ場所に立っています。

呼び名は会社によって違います。「生成AI顧問」「AIアドバイザー」「技術顧問」。中身はおおむね共通で、月に何回か話す場を持ち、その間の質問をチャットで受ける形です。

混同されやすいのが、AIツールの販売代理店です。代理店は特定の製品を売るのが仕事で、その製品を使わない選択肢は出てきません。

AI導入支援やAIコンサルとの違いは、区切り方です。プロジェクト単位で「これを作る」と決めて動くのが導入支援、期間を区切って「この間ずっと相談できる」を買うのが顧問です。依頼先の全体像はAIコンサルティングの選び方と費用相場にまとめています。

頼めること5つ|棚卸しから社内展開の設計まで、決める材料をそろえる

AI顧問に頼めるのは決める材料をそろえる5工程

AI顧問に頼めることは、決めるための材料をそろえる工程に集中しています。作業を代わりにやってもらう発想で契約すると、期待と中身がずれます。

1つ目は、現状の棚卸しと優先順位づけです。金属加工の現場を持つ従業員40名の製造業では、AIを入れる前に見積書の作成へ時間が偏っていることが分かりました。

この会社の場合、最初に手を付けたのは見積もりでした。どこから触るかを外の目で決め直すのが、顧問の最初の仕事になります。

2つ目は、ツールと契約形態の選定の壁打ちです。無料版で足りるのか、法人向けの契約に切り替えるべきか。社内だけで検討すると、詳しい人の好みで決まりがちです。

外の目が入ると、「その業務ならツールを増やさず、いま契約している範囲で足りる」という結論も出ます。導入を前提にしない判断が出てくるのが、製品を売らない相手に聞く利点です。

3つ目は、社内で生成AIを使うときのルールづくりです。顧客名や見積金額をどこまで入力してよいか。禁止事項を並べるより、渡してよい材料の側を先に決めるほうが現場は動けます

歯科医院を3院運営する法人では、患者名を含むメモをそのまま入力していた例がありました。使ってよい範囲を1枚に書き出したところ、現場の迷いが消えています。

4つ目は、社員向けの説明と教育の設計です。全員に一斉配布して終わりにせず、まず3人に渡し、成功例が出てから広げる順番を組みます。

作業時間の大半は、誰がいつ確認するかを決める段取りに使います。配って終わりにすると、3週間後には誰も開いていません

5つ目は、外注先から届いた見積もりの読み合わせです。項目の粒度も金額の根拠もバラバラで届くため、比較できる形に並べ直すところに外の目が効きます。読み方は見積もりの見方と相見積もりの取り方で詳しく整理しています。

5つに共通しているのは、どれも「調べれば分かるが、社内では誰も時間を取れない」領域だという点です。専門知識そのものより、判断を止めない役回りを買っていると考えると外れません。

逆に、この5つのうち3つ以上をすでに社内で回せているなら、顧問契約を急ぐ理由は薄くなります。足りていない工程だけをスポットで頼む形で足ります。

ここまでの内容を自社に当てはめると、年間どれくらいの経費が減るのか。会社のURLを入れるだけで、その場で試算できます。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックすると、入力から3分でその場に金額が出ます。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

頼めないこと|手を動かす実務と、社内で決める仕事は最後まで残る

顧問に渡せない3つは実務の手・社内の決定・現場の説得

契約しても動かないものが3つあります。ここを先に把握しておくと、初月の期待外れを避けられます。

1つ目は、日々の実務そのものです。データの入力、資料の差し替え、運用当番。月2回の会議で来る人が、毎日の手を動かすことはありません

2つ目は、社内の意思決定です。誰を担当者にするか、予算をいくら取るか、評価にどう反映するか。顧問は案を出せますが、決裁は社内に残ります。

3つ目は、現場の説得です。訪問介護の事業所でヘルパー30名に新しい記録の書き方を広げるとき、外部の講師が一度話しても定着しません。続けるかどうかは、社内の誰かが毎週声をかけ続けるかで決まります

実装まで含むプランを掲げている会社もあります。株式会社BoostXの生成AI顧問では、公式サイトに「実装作業まで柔軟に対応」と書かれたプランが用意されていました。

ただし、その場合も見方は変わりません。作業を含むプランは、相談の契約に作業の発注が乗っているだけで、性質の違う2つを1本の請求書で買っていると考えるほうが正確です。金額の妥当性も、相談分と作業分に分けて見ないと判断できません。

「AIに詳しい人が来れば現場が変わる」という期待だけで契約すると、初月で失望します。変わるのは判断の速さで、現場の作業が軽くなるのはその先です。

成果が出るまでの期間も、顧問に頼めないものの一つです。3か月で全社の数字が動く前提で組んだ契約は、どの会社と結んでも守られません

そのため、引き受けてもらえる範囲は契約書に列挙してもらってください。口頭の「だいたい何でも相談できます」は、後から解釈が割れます。

顧問は決めません。決めるのは社内の人です。この線引きを契約前に社内で共有しておくと、「顧問を入れたのに進まない」という評価が的外れになる場面を減らせます。

契約の形は3つ|月額顧問・スポット・成果連動で、出てくる人と時間が変わる

契約の形3つ 月額顧問・スポット・成果連動の違い

AI顧問の契約は、大きく3つの形に分かれます。同じ「顧問」でも、出てくる人も時間も責任の重さも変わります。

  • 月額顧問型毎月定額を払い、会議とチャット相談を継続して使う形。もっとも件数が多く、最低契約期間が付くことが多い
  • スポット型1回ごと、または案件ごとに支払う形。特定の判断だけを外の目で確認したいときに使う
  • 成果連動型削減できた時間や増えた売上に応じて報酬が変わる形。提示されることはあるが、公開されている例は少ない

この3つを見分けたうえで、契約前に確認する項目は4つです。最低契約期間、中途解約の扱い、月に誰が何時間出るか、話した内容がどこに残るか。金額はその次で構いません。

とくに抜けやすいのが3つ目です。「月額20万円」と言われたとき、それが月2時間の会議なのか、週1回の常駐に近いのかで、受け取れるものはまったく違います。

4つ目の「どこに残るか」も後から効きます。議事録を誰が作るのか、作った資料の権利はどちらに残るのか。ここが曖昧だと、契約終了と同時に社内に何も残りません。

実際にAI顧問を掲げるサービスの公式サイトを4社ぶん開き、記載されている条件だけを書き出しました。第三者の比較サイトに出ている推定額は使っていません。

提供会社・プラン 月額の公式表記 最低契約期間 月の支援頻度 中途解約の記載
株式会社ウェスタナ「AI顧問サービス」 50,000円(税別) 6ヶ月(総額300,000円・税別) 月1回・2時間 契約期間内の中途解約は原則お受けしていないと明記
株式会社BoostX「生成AI顧問」ライトプラン 11万円/月(税込) 3ヶ月・以降は月単位で解約可 月次会議2回(各60分)+チャット相談無制限 違約金等は一切ないと明記
株式会社BoostX「生成AI顧問」ベーシックプラン 33万円/月(税込) 3ヶ月・以降は月単位で解約可 月次会議3回(各60分)+実装作業まで対応 違約金等は一切ないと明記
株式会社ギブリー「Givery AI 顧問」チャット対応プラン 33万円(税込)/月〜 記載なし 会議実施 月2回/60分 記載なし
株式会社ギブリー「Givery AI 顧問」AI戦略パートナープラン 165万円(税込)/月〜 記載なし 会議実施 月2回/60分 記載なし
ハッピーステート株式会社「AI実務伴走プラン」 月額110,000円〜 記載なし 月4回のオンライン会議 記載なし

※本記事の料金・契約条件はすべて各社公式サイトの記載(2026年8月時点)にもとづきます。プラン改定により変わる場合があるため、検討時は必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

4社を並べて分かったことが3つあります。1つ目は、最低契約期間を公開していたのは4社中2社だけだったこと。残り2社は期間の記載がなく、問い合わせないと分かりません。

2つ目は、期間の下限が6ヶ月と3ヶ月に割れていた点です。同じ月額5万円でも、6ヶ月縛りなら実質30万円の買い物になります。月額ではなく、抜けられない総額で見ないと規模を読み違えます

3つ目は、成果に応じて報酬が変わる形を掲げているページが1件もなかったことです。AI活用の効果は測る基準を決めにくく、「何をもって成果とするか」を先に文章にできない領域では、成果連動は成立しません

スポット型に近いものは1社に見つかりました。ギブリーの「個別案件相談」で、金額は応相談と表記されています。単発で見てほしい案件が1つだけなら、この形が合います。

月の支援頻度も、公式表記どおりに並べると差がはっきりします。月1回2時間、月2回60分、月3回60分、月4回のオンライン会議。金額の差より、社内が相談できる回数の差のほうが、日々の進み方に効きます

会議の回数に加えて、会議と会議の間を埋める窓口があるかも見ます。月2回の会議だけの契約では、間の2週間で出た疑問が次の会議まで止まります。

4社の表記を見比べると、条件を細かく書いている会社ほど、支援の範囲も具体的に書かれていました。公開している情報の細かさは、そのまま契約後の運用の細かさに出ます

期間の縛りがない会社が良いとも限りません。3か月から6か月は、現状把握と最初の1本を通すのに、ちょうど必要な長さでもあります。

短い期間で辞められる契約ほど、成果が出る前に判断されやすいという裏返しもあります。

どの会社を選ぶかの基準は、契約の形を決めたあとの話です。比較の観点はAI顧問サービスの比較のポイントに分けてまとめています。

費用の帯|公式に出ている月額は5万円台から165万円まで開く

公式表記の月額は5万円台から165万円まで開く

先ほどの4社の公式表記を金額順に並べると、月額5万円(税別)から165万円(税込)まで開いていました。「AI顧問の相場はいくらか」という問いに1つの数字で答えるのは無理があります

帯として見ると、中小企業が最初に検討しやすいのは月額5万〜11万円台です。会議は月1〜4回で、相談と助言が中心になります。

実装作業まで含めると月額33万円台に上がり、専任の担当者が付く形では165万円台の表記も出てきます。金額の差は、拘束される時間と作業量に比例します

同じ11万円でも中身は違います。月2回の会議とチャット相談が付くプランと、月4回のオンライン会議だけのプランでは、社内が使える窓口の広さが変わります。

帯の中で自社がどこに入るかは、相談の量で決まります。月に1回まとめて聞けば足りるのか、週に何度も判断が要るのか。

建設資材を扱う従業員35名の商社では、繁忙期だけ相談が集中していました。この場合は、通年で高い月額を払わず、期間を区切って頼む形が合います。

公開されている金額が下限であることにも注意が要ります。「〜から」と書かれたプランは、支援範囲が広がれば金額も上がります。

予算は月額から考えないほうが安全です。先に1年で払える上限を決め、その枠内で期間と頻度を組み替えるほうが、途中で止まりません

金額を比べるときは、月額を会議時間で割った単価まで落とさないことをおすすめします。単価で見ると、間の質問に答えてもらえる価値がゼロとして扱われてしまいます

見積書として届いた金額を項目ごとに読み解く手順は見積書の項目ごとの見方に、導入支援やコンサル全体の費用感はAIコンサルティングの費用相場にまとめています。

自社の場合はいくらになるのか、この機会に出してみてください。削減できる時間と金額を、業務ごとに算出します。

以下の画像の「無料で試算する」をクリックして、AIで浮く金額を先に確認してください。

AI導入コスト削減シミュレーター 年間の削減額が3分でわかる

※ 画像の金額は表示例です。実際の試算額は入力内容によって変わります。

失敗しやすい形|社内に受け皿を置かないと、3か月で相談が止まる

受け皿を置かない契約は3か月で相談が止まる

AI顧問が機能しなくなるときのパターンは、だいたい決まっています。原因の多くは、発注した側の受け止め方にあります

よくある失敗の1つ目は、窓口を決めずに全員参加にすることです。会議には毎回違う顔ぶれが並び、前回の話が引き継がれません。

2つ目は、議事録が残らないことです。話した内容が個人のメモに散ると、担当者が異動した時点で、支払った数か月分が消えます。

見落としがちな視点

契約書で先に固めるべきは、金額でも期間でもありません。契約が終わった日に社内へ何が残るかです。相談できる範囲・議事録を誰が作るか・作った資料の所有を列挙させておけば、担当者が代わっても支払った分は消えません。

3つ目は、最初の3か月で結論を出そうとすることです。初期は現状把握に時間を使うため、目に見える変化は出にくい期間になります。

4つ目は、顧問に決めさせようとすることです。「どれがいいですか」と丸投げすると、自社の事情が抜けた一般論が返ってきます。

Saixでは、社内マニュアルを70本前後までAIで作り、社内ポータルに集めて運用しています。作った資料はAIの質問窓口にも読ませ、社員がその場で聞ける形にしています。

社内マニュアルをカテゴリ別に並べた本棚の画面。どの資料が最新で、誰が更新を担当しているかが1画面で分かる状態
Saixが社内で使っているマニュアル本棚の画面(ダミーデータ)。顧問と話した内容も、最終的にはこの形で社内に残していく

この運用で効いているのは、更新する人が決まっていて、古くなった資料に手が入り続けている点です。機能の多さは、そこまで結果に響きません。

外部の顧問を入れる場合も同じです。受け皿になる人の条件は3つ。週に1時間まとまった時間を取れること、決裁者へ直接報告できること、話した内容を1か所に置き続けられることです。

役職は問いません。20名規模の会社なら、経営者本人が受け皿を兼ねる形でも十分に回ります。ただし、兼ねるなら会議の時間を先にカレンダーへ入れてください。

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よくある質問

Q. 社内の資料を外部のAI顧問に見せて情報漏洩しませんか

契約前に秘密保持契約を結び、渡す資料の範囲を先に決めてください。取引先名や金額を伏せた状態でも、業務の流れと課題は十分に伝わります。社内でも、外に出してよい資料の一覧を先に作っておくと、担当者が判断で迷わずに済みます。契約書には、受け取った資料の返却と削除の扱いも入れておくと安心です。

Q. 何名くらいの会社から契約する意味がありますか

目安は従業員10名からです。分かれ目になるのは、相談を持ち帰って続ける担当を1人決められるかどうかです。3名の会社でも経営者本人が受け皿に立てるなら機能しますし、100名いても窓口が空席なら会議は情報交換で終わります。判断の基準は、その席が埋まっているかどうかです。

Q. 顧問を付けず、自社だけで進めることはできますか

できます。社内に検証を主導できる人がいて、月に数時間その作業へ充てられるなら、外部に頼まず進むほうが速い場面もあります。判断に迷う論点が3つ以上たまっている、または半年以上議論が止まっている場合に、外の目を入れる価値が出ます。まずスポットで1回相談し、続ける価値があるか確かめる進め方も現実的です。

まとめ

結論:AI顧問は、AI活用の判断に月額で同席してもらう契約です。手を動かす実務と社内の意思決定は、契約しても社内に残ります。契約の形は月額顧問・スポット・成果連動の3つで、出てくる人と時間がそれぞれ変わります。この線引きを契約前に社内で共有してから相手を探すと、選定が速くなります。

公式サイトを4社ぶん開いて確認しました。最低契約期間を公開していたのは2社だけで、成果連動を掲げるページは1件もありませんでした。月額の帯は公式表記で5万円台から165万円まで開きます。同じ帯でも会議の回数で中身が変わります。金額より先に、期間・解約・月に誰が何時間出るかを確認してください。

顧問を入れる目的は、止まった判断を毎月動かし続ける仕組みを持つことです。次の一手は受け皿を決めること。週に1時間取れて決裁者へ報告できる人を1人指名し、比較のポイントと料金で候補を絞ります。届いた金額は見積もりの見方で並べ直し、顧問が要るかどうかの判断からは無料のAI活用セッションで相談できます。

この記事のまとめ

結論:AI顧問は判断に同席してもらう月額契約で、実務の手と社内の決定は契約後も社内に残ります。

  • 頼めること:棚卸しと優先順位づけ、ルールの骨子、教育設計、見積もりの読み合わせ
  • 頼めないこと:日々の実務、社内の意思決定、現場を続けさせる役割
  • 契約の形:月額顧問・スポット・成果連動の3つ。期間と解約条件を先に確認する
  • 費用の帯:公式表記で月額5万円台から165万円まで開く。差は時間と作業量
  • 契約前に決めること:議事録と成果物の所有を契約書に列挙させ、週に1時間取れる受け皿を社内に1人置く

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この記事を書いた人

株式会社Saix 代表取締役社長/AIマニュアル研究所 監修者・編集責任者

前職リクルートで社内のAI推進と新卒向けマニュアル制作を担当し、「マニュアルがない・古い・読まれない」ことが属人化を生み、組織の成長を止める構造を現場で経験。この課題意識が本メディア「AIマニュアル研究所」の原点。

東証プライム上場企業を含む100社以上のAI導入を支援|延べ4,000名以上にAI研修を実施|YouTube「かいちのAI大学」登録者4.8万人・累計再生270万回超|北の達人コーポレーション、メディアハウスホールディングスなど、上場企業から中小企業まで、AI研修・AI経営顧問・AIマニュアル構築支援を提供|メディア掲載複数(TechTrends、アットリビングなど)

支援先には月1,000時間超の業務削減を実現した企業もある。記事はすべて、Saixの実支援の一次情報、または公開許諾を得た支援先の実例に基づいて制作している。

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